昨年の12月25日、筑後市に大きなクリスマスプレゼントが贈られた。ソフトバンクホークスの2軍、3軍の本拠地が筑後市の船小屋に決定したのだ。筑後市もさることながら周辺の大川市や柳川市、八女市などからも「経済が活性化する」と歓喜に湧いた。ホークスは2016年から運用することを目指し、現在、建設を請け負ってくれるゼネコンとの交渉を進めているのだが、いっこうに進んでいないという。
昨年の12月25日、筑後市に大きなクリスマスプレゼントが贈られた。ソフトバンクホークスの2軍、3軍の本拠地が筑後市の船小屋に決定したのだ。筑後市もさることながら周辺の大川市や柳川市、八女市などからも「経済が活性化する」と歓喜に湧いた。ホークスは2016年から運用することを目指し、現在、建設を請け負ってくれるゼネコンとの交渉を進めているのだが、いっこうに進んでいないという。
古賀市長選挙の日程が、今年11月23日公示、30日投開票と決まった。すでに出馬に意欲を示しているのは現職の竹下司津男現市長と、前回2010年の選挙で敗れた中村隆象前市長。この2人の戦いは熾烈を極め、937票という僅差で竹下市長が勝利。次回市長選でも2人の大激戦が再現されるかと思いきや、この2人の他にもう1人のキーマンが登場しそうだ。前田宏三元県議だ。伝統的に裏切りや謀略が渦巻く古賀市の選挙。その空にはすでにドス黒い不気味な雲が立ち込めている。
韓国・珍島沖で引き起こされたセウォル号の沈没事故に続き、ソウルの地下鉄でも追突事故が起き、韓国の安全に対する意識の低さを問題視する声が国内外を問わず、日に日に強くなってきた。とりわけ日本では、秋田の2つの高校が韓国への修学旅行を中止を発表。韓国観光公社の発表では、ゴールデンウィークに観光に訪れた日本人は前年比24%も減少したという。韓国での自粛ムードもあるとはいえ、夜の街に賑わいは消え、末端のカラオケ店までリストラを行っているそうだが、商魂たくましいのは、韓国でも有数の女性コンパニオン派遣会社。「客が来ないなら、こちらから」とばかりに、福岡で“春を売る”商売をはじめているという。
前回の記事でも触れたが、政府が集団的自衛権の行使容認に思い切って舵を切れないのは、連立相手の公明党への配慮があるからでもある。自民が勝つためには統一地方選での公明党の協力が不可欠で、機嫌を損ねたくないという思いが強いのだ。だが、福岡では事情が変わってきた。公明党福岡本部は、次の統一地方選で公明党への貢献度が足りない自民候補者は応援しないことに決定したという。
国民帳票法の改正が賛成多数で可決。いよいよ、この国は憲法改正に向けて動き出した。これは憲法9条の改正を視野に入れた動きだが、その前に、集団的自衛権の行使容認の問題が動き出す。13日に首相の私的諮問機関、安保法制懇(安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会)が報告書を提出。これを受けて、16日に法整備などに関する政府方針を出す予定だ。安倍首相は改憲に向けて突っ走ってきたが、このところ少々雲行きが怪しくなってきた。彼の描いたタイムスケジュールが少しずつ狂い始めているのだ。
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GWのため、次回、次々回の更新をお休みします。
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11月の福岡市長選挙まで約半年。高島宗一郎市長が再選を目指しており、特にスキャンダルない現在、経済界を中心に高島支持は固く、足元は盤石だ。気なるのは、高島市長に誰が挑むかだ。自民党内にも反高島派がおり、対立候補の擁立を模索する動きもあったが、すっかり消えてしまった。そこで注目されるのは、民主党が対立候補を立てるかどうかだ。しかし、どの候補者も帯に短しタスキに長し。困った民主党は何を血迷ったかとんでもない奇策を打ち出した。
注目を集めていた須恵町長選挙が終わった。結果は現職の中嶋候補が5491票を獲得、対抗馬の長沢誠司候補に1220票の差をつけて勝利したのだが、先日行われた行橋県会議員補欠選挙と同様、麻生太郎VS武田良太、自民党県連本部VS自民党支部・公明党という構図であっただけに、意地と意地のぶつかりあいとなった。熾烈を極めた戦いというのは往々にして禍根を残すものだ。須恵町も同様、新たな火種がブスブスとくすぶり始めたようだ。
政府は3月28日、「国家戦略特区」として東京や大阪をはじめ、福岡市や沖縄県など6地域を指定した。「国家戦略特区」とは地域を限定して大胆な規制緩和や税制優遇を進めるもので、医療や雇用、農業など計6分野での特例が認められる。福岡は「雇用特区」として、起業などに対する優遇措置を受けることになる。さっそく福岡の高島宗一郎市長は、「福岡から日本を変える」との談話を発表したが、北九州市は陳情の努力むなしく指定から外されてしまった。どうやら北橋健治市長に原因があるという。
福岡県警は11日、他人名義のキャッシングカードを使って現金を盗んだとして、窃盗容疑で同県筑後市のリサイクルショップ経営の中尾伸也容疑者(47)とその妻の知佐容疑者を(45)を逮捕した。容疑者周辺には行方不明者が多数いると言われている。であれば、近年稀に見る大型事件に発展しそうだが、新聞やテレビでの続報はパタリと止んでしまった。それもそのはず、県警には厳しい緘口令が敷かれているのだ。そもそも今回の逮捕も発表するつもりはなかったが報道されてしまったため、渋々発表した格好だ。11月から始まったこの事件の捜査だが、早くも長期化の様相を呈してきた。
行橋市県議補選の結果は、堀大助候補が1000票あまりの差をつけて小堤千寿候補を撃破したが、この補選は異例づくめだった。両陣営には、麻生太郎副総理と武田良太防衛副大臣を総大将に、まるで国政選挙並みの布陣を敷いてのガチンコの戦いだった。にもかかわらず、投票率は約30%とかなり低い。3月に行われた行橋市長選挙は51%で、勝利した田中純氏の得票数は1万4000以上獲得しているのだが、堀氏の得票数は1万に届かいない。どうやらそのウラには公明党の「ある判断」があったようだ。それは須恵町にも響きそうだというから穏やかではない。