情報配信サイト|政経メディア9

ログイン



カテゴリー
広告PR

11月, 2022年

2022年11月29日(火)

東京五輪疑獄「東京地検特捜部」の電通の闇の解明と「安倍元首相」の死

 25日午後、東京地検特捜部と公正取引委員会は、独占禁止法違反の疑いで電通本社など関係先の家宅捜索に入った。今回の事件で明るみになったのは、電通はもはや広告代理店の枠を超え、もはや、政治と業者をつなぐブローカー的役割を担っているということだ。「電通の闇」をここまで追及するのは、ある“重し”が取れたからだ。安倍元首相という重しが。

2022年11月25日(金)

王将事件「捜査縮小」でますます見えにくくなった「事件の背景」

 10月28日、「餃子の王将」の大東隆行元社長を射殺した容疑で工藤会系の組幹部、田中幸雄容疑者が逮捕され、その後、新しい事実などが露見、事件の解明が進むかに思われたが、田中容疑者は黙秘を貫き、新展もなく、11月18日、田中容疑者の起訴をもって一つの区切りを迎えた。結局、王将事件の背景には何があったのか。

2022年11月22日(火)

高島市長4期目「福岡市長選」過去最多の得票数も「女性票」は減少!?

 高島宗一郎市長の任期満了にともなう福岡市長選挙は20日実施され、現職の高島氏が新人2人に圧倒的大差をつけ勝利した。ただ投票率は前回を上回ったものの33%。そこに福岡市民の高島市政に対する気持ちが垣間見える。

2022年11月18日(金)

大任町に結集した60台「右翼街宣車」は「大任町」瓦解の予兆か

 筑豊・大任町に右翼車両60台が登場、こんなニュースが飛び込んできたのは4日前のこと。大任町の永原譲二町長のスキャンダルを餌に右翼グループが押し掛けた。このウラには、永原町長―武田衆院議員ラインに対するアンチ勢力がいるようだ。権力の構造に少しずつ変化が生まれているようだが、何が起きているのか。

2022年11月15日(火)

「福岡市長選」高島市長「不遜→謙虚」に転向するも相変わらずの「後見人・中村県議」

 11月20日、投開票で実施される福岡市長選挙。保革一騎打と言われるが、現職の高島宗一郎市長の優位は揺るぎそうもない。だが、支えの安倍元首相を失った高島氏はこれまでとガラリと変わって謙虚。だが、それを無駄にしそうな中村県議。一体何が?

2022年11月11日(金)

「北九州市長選」武内候補が孤立無援になったのは「中村県議」のせい!?

 前国交省官僚の津森良介氏が自民党市議団を始めとする北九州指揮議会主要会派の出馬要請を受け、正式に立候補することを表明した。自民党福岡県連も津森氏を党推薦候補として、党本部に津森氏を申請することを決定、本命候補と目されることとなる。これに対して、1年にわたり活動を繰り広げてきた武内和久候補はどう立ち向かうのか。

2022年11月08日(火)

「北九州市長選挙」保守分裂が回避されたウラ事情

 10月18日号の本サイトで指摘した通り、北九州市長選挙での保守分裂は回避した。6日の自民党県議団と自民系の北九州市議団との話し合いの結果、立候補を表明していた中尾正幸県議が出馬を断念し、候補者を市議団が推す元国土交通省官僚の津森洋介氏に一本化することとなった。ここに至るウラ話とは。

2022年11月04日(金)

「久留米商工会議所」会頭選挙で残った禍根でもう一波乱ある!?

 

11月からセキュリティ強化及びサーバー値上げのため、新規購読は月額1500円に値上げさせて頂きます。

現在、ご購読中の方は、次のお申込みからになります。
詳しくは、左上の「有料購読お申し込み」をクリックしてください。よろしくお願い致します。

 

 1日、福岡県第三の都市、久留米市の商工会議所会頭を選出する臨時議員総会が開催された。商工会議所の政治的中立をめぐり、福岡県から注意を受けるなどした久留米商工会議所の運営への批判から今回は39年ぶりの選挙が実施された。その結果、本村康人会頭が再任されたが、選挙の有様は今後の波乱を予感させるものとなった。

2022年11月01日(火)

「多額の税金使用」が目に見えている福津市「市営納骨堂」建替え問題

 

11月からセキュリティ強化及びサーバー値上げのため、新規購読は月額1500円に値上げさせて頂きます。

また、今までは購読期間は1か月、半年、1年と区切ってきましたが、月額1500円のサブスクリプションとなります(ご購読中止の手続きをいただくまで自動更新となります)

現在、ご購読中の方は、次のお申込みからになります。
詳しくは、左上の「有料購読お申し込み」をクリックしてください。よろしくお願い致します。

 

——————————————

 福津市で納骨堂建替が問題になっている。建替えが予定されているのは、福津市西福間1丁目の市営納骨堂と社会福祉協議会納骨堂だ。老朽化によって建替えることが決定しているのだが、この建替えに関して、「ただでさえ、特定の既得権益者が得をしているのに、再び税金を使って彼らを優遇するのは許せない」という声が上がっているのだ。一体何が起きているのか。

 市営の納骨堂と社会福祉協議会運営の納骨堂は同じ敷地にある。これが建て替えられる予定で、総事業費は7.3億円。建て替えた後は、市は運営から外れ、社会福祉協議会が運営することになっている。

 新しくなった納骨堂の使用料は、仏壇型1壇あたり25万円。ロッカー型は1壇8万円、合祀型は1壇3万円と設定されているのだが、これが問題になっているというのだ。

「住民説明会に出席して驚いたのが、出席者の多くから“金を取るのか!”、“高すぎる”という声が飛び交っていることです。これまでタダだったのに、なぜ金を取るのか、ということです。お金がかかるのは当然でしょう。一体何の文句があるというのでしょうか」

 そう憤るのは説明会に出席した住人だ。

「市営納骨堂は一度入ると管理費さえ使用者は払わなくていいんです。すべて市の負担ですよ。同和地区ということで無料になったのかも知れませんが、すべて税金であることを忘れてはいけません。しかもその納骨堂の権利を売買している人がいると聞いたことがあります。今の時代にそういうことは通用しないと思います」

 平成17年に施行された福津市の納骨堂条例には、納骨堂を使用する際は、使用料(加入金)として2万~3万円支払うことになっているが、あまりにも破格だ。ちなみに社会福祉協議会の納骨堂はかつて1壇13万円で販売。今は募集していないが、直近では27万円で販売していた。この価格差を考えると、やはり市営の方は同和地区に配慮したがゆえの価格ともいえる。

 新しく建てられる納骨堂の仏壇型は1壇25万円と前述したが、この価格設定も一般的な納骨堂の相場からするとかなりリーズナブルなお値段である。ライフドットというHPによると、福岡県の納骨堂の費用相場は91.2万円となっている。福岡県で最も安いとされている「福岡徳純院納骨堂」でさえ1人36万円するのだ。

「1壇25万円となっていますが、もともとは1壇30万円でした。“高い!”という声に押し切られて5万円値下げしたんです」(地元議員)

 だが、住民のなかには「説明会では1壇25万円ではなく、15万円だと説明を受けましたが・・・」と困惑する人もいる。市や社会福祉協議会は「絶対に15万円まで値下げして募集することはあり得ません」と説明するが、それが絶対にあり得ないと言えるかどうか。

 総事業費7.3億円とあるが、仮に現在の使用者2000人が仏壇型を希望するとしても、集まる資金は5億円だ。総事業費には2.3億円足りないことになる。当然不足分は税金から支払われることになる。

 そもそも総事業費が7.3億円で収まるはずがない。試算されたのは数年前だ。人件費、建築資材の高騰などがあるため、市の関係者も「7.3億円を大幅に上回る可能性が高い」と嘆く。そうなると税金から支払われる不足分は一体にいくらになるのか。

 新納骨堂を運営することになる社会福祉協議会は、不足分について「現在の加入者以外の新規の方には、新たに値段を設定するつもりで、その金額で埋め合わせる」というが、金額は決まっていない。本来なら使用者全員に一律の金額を課するのが平等というものだろうが、その考えはなさそうだ。運営費についても市は関与しないとしているが、社会福祉協議会の予算だけで運営可能なのかも怪しい。

 福津市の納骨堂建替えの問題はまだまだ解決しそうもない。

 

広告PR

Back to Back

月別アーカイブARCHIVE