最近、高市首相の微笑みがぎこちない。自らの強硬路線への野党の反発で国会は空転を続け、ようやく7月6日、参院決算委員会への出席と、集中審議・党首討論の開催を約束させられる形で幕引きとなった。だが、高市首相を追い詰めているのは野党だけではない。会期末を目前に控えたこの国会空転の背後には、自民党内、それも麻生太郎副総裁の影がちらつく。象徴的だったのが、6月25日に表面化した自民党税制調査会での「反乱」だ。小渕優子元選対委員長の突然の辞意表明は、高市一強体制に走った最初の亀裂だった。
「餃子の王将」社長殺人事件の裁判が6月29日、京都地裁で開かれ、検察側は田中幸雄被告に無期懲役を求刑した。田中被告は最終意見陳述で「私は犯人ではありません」と述べ無罪を主張した。さらにこの裁判では田中被告の弁護人が、弁論の中で真犯人の存在を示唆し田中被告の無罪を主張し、今後の波乱を予測させた。
高市首相の暴走は止まらない。自らの中傷動画問題について秘書の陳述書を提出する形で国会討議を封殺した。その一方で皇室典範改正案、副首都法案、比例のみの削減を盛り込んだ衆院定数削減法案の会期内での成立を目指すとした。当然、野党は反発し、審議拒否の姿勢を打ち出したが、与党は野党抜きでの衆院本会議を開催する強硬策をとった。いつもならこうした状況に異を唱える共産党は、審議拒否には同調している。ところが機関紙「赤旗日曜版」では福岡県議会の問題を大々的に扱い、高市首相のやりたい放題ぶりには見て見ぬふり。なぜか。
田川の街は意外に静かだ。市長選投開票日まで約3週間弱。候補者乱立にもかかわらず、市民の関心はほとんどないようだ。候補者それぞれが弱点を抱える選挙、さらに乱戦ならば勝利の可能性もあると5人目の立候補者もあらわれた。どうなる田川市長選挙。
来月17日に特別国会は終了する。会期末に向けて、自民党の鈴木俊一幹事長は、会期延長は行わないこと、皇族数の確保に向けた皇室典範の改正、衆議院議員の定数削減などの懸案の成立に全力を尽くす、と発言した。ほかに今国会では維新の会との公約である副首都構想案の実現などが掲げられている。高市政権として、「国民との約束」の名のもとに懸案の実現に全力をかける姿勢が示された。だが、その推進力は2月の衆院選で得た「数の力」だ。なかでも比例定数の削減は、少数政党を切り捨て、民意の多様性を奪いかねない。
最近、大規模商業施設に入居する歯科医院の倒産が続いた。ほかにも福津市内のイオンモール内で営業していた歯科医院が。続いてららぽーと福岡などで歯科医院を経営していた医療法人が破産申請をした。いったい何が。
高市早苗首相は強運の持ち主だ。G7サミットの最中、アメリカとイランの停戦合意がなされ、高市首相の原油危機に対する強気の姿勢もなんとか救われた。さらに国内では「ネガティヴ動画」問題で追い込まれていた状況が覆りそうだ。スイスでの高市首相の顔はいつもにもまして晴れ晴れとしている。
11日、県議会の海外視察問題などを中心にした蔵内勇夫県議会議長、県議会事務局の記者会見が行われた。記者からの質問は多岐にわたった。さて県議会のそれぞれの問題だが、マスコミ各社の報道にはそれぞれに温度差はあるように見受けられる。また一部には、これを政争の具としようという動きも出てきた。取材をしてみると、もう一つの裏側が見えてきた。
玄界灘。豊かな海だ。黒潮と千島海流がぶつかり、魚は大きく育つ。だが、漁獲高の減少と漁民の高齢化で水産業は衰退しつつある。この玄界灘が最近、脚光を浴びている。海底に眠る海砂資源と洋上風力発電計画が明らかにされたからだ。そしてお決まりのごとくカネを狙う輩が蠢き始めた。
熊本県八代市の新市庁舎建設をめぐる汚職事件で、熊本地検は八代市議の成松由紀夫容疑者をあっせん収賄罪で起訴した。熊本県警にとっては久々の大型事件摘発であり、政治家が絡む贈収賄事件の立件に喝采が送られた。しかし、実態はやや異なる。
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