来年2月5日投開票で実施される北九州市長選挙に立候補を表明した元国交省官僚の津森洋介氏を推薦することを自民党本部は2日、決定した。自民党福岡県連が推薦を自民党本部に要請して2週間、何の瑕疵もないにもかかわらずこの決定には時間がかかった。それはなぜか。
来年2月5日投開票で実施される北九州市長選挙に立候補を表明した元国交省官僚の津森洋介氏を推薦することを自民党本部は2日、決定した。自民党福岡県連が推薦を自民党本部に要請して2週間、何の瑕疵もないにもかかわらずこの決定には時間がかかった。それはなぜか。
今日2日、補正予算案の成立が決まり、岸田首相も一安心。さらに統一教会被害者救済法案も10日までの会期中には成立する見通しとなり、一応、年末に向けての政治日程は終わる。こうなると関心は内閣改造、解散はどうなるのかに集中する。岸田首相は動かずと決めていたが、そうも言っていられない事情が。
25日午後、東京地検特捜部と公正取引委員会は、独占禁止法違反の疑いで電通本社など関係先の家宅捜索に入った。今回の事件で明るみになったのは、電通はもはや広告代理店の枠を超え、もはや、政治と業者をつなぐブローカー的役割を担っているということだ。「電通の闇」をここまで追及するのは、ある“重し”が取れたからだ。安倍元首相という重しが。
10月28日、「餃子の王将」の大東隆行元社長を射殺した容疑で工藤会系の組幹部、田中幸雄容疑者が逮捕され、その後、新しい事実などが露見、事件の解明が進むかに思われたが、田中容疑者は黙秘を貫き、新展もなく、11月18日、田中容疑者の起訴をもって一つの区切りを迎えた。結局、王将事件の背景には何があったのか。
高島宗一郎市長の任期満了にともなう福岡市長選挙は20日実施され、現職の高島氏が新人2人に圧倒的大差をつけ勝利した。ただ投票率は前回を上回ったものの33%。そこに福岡市民の高島市政に対する気持ちが垣間見える。
筑豊・大任町に右翼車両60台が登場、こんなニュースが飛び込んできたのは4日前のこと。大任町の永原譲二町長のスキャンダルを餌に右翼グループが押し掛けた。このウラには、永原町長―武田衆院議員ラインに対するアンチ勢力がいるようだ。権力の構造に少しずつ変化が生まれているようだが、何が起きているのか。
11月20日、投開票で実施される福岡市長選挙。保革一騎打と言われるが、現職の高島宗一郎市長の優位は揺るぎそうもない。だが、支えの安倍元首相を失った高島氏はこれまでとガラリと変わって謙虚。だが、それを無駄にしそうな中村県議。一体何が?
前国交省官僚の津森良介氏が自民党市議団を始めとする北九州指揮議会主要会派の出馬要請を受け、正式に立候補することを表明した。自民党福岡県連も津森氏を党推薦候補として、党本部に津森氏を申請することを決定、本命候補と目されることとなる。これに対して、1年にわたり活動を繰り広げてきた武内和久候補はどう立ち向かうのか。
10月18日号の本サイトで指摘した通り、北九州市長選挙での保守分裂は回避した。6日の自民党県議団と自民系の北九州市議団との話し合いの結果、立候補を表明していた中尾正幸県議が出馬を断念し、候補者を市議団が推す元国土交通省官僚の津森洋介氏に一本化することとなった。ここに至るウラ話とは。
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1日、福岡県第三の都市、久留米市の商工会議所会頭を選出する臨時議員総会が開催された。商工会議所の政治的中立をめぐり、福岡県から注意を受けるなどした久留米商工会議所の運営への批判から今回は39年ぶりの選挙が実施された。その結果、本村康人会頭が再任されたが、選挙の有様は今後の波乱を予感させるものとなった。