高市首相の初舞台となった臨時国会、各野党の質問は精彩を欠き、高支持率に支えられた高市首相の「さなえ劇場」はいくつかの問題はあるものの順調にスタートを切った。ただ自民党と維新の会の与党内部の軋みが目立ち始めた。一丁目一番地と維新が掲げた政策、「議員定数削減」は早くも今国会での実現は難しい状況になり、連立解消も囁かれ始めた。しかもこの事態を利用するかのような衆議院解散・総選挙の話も。
高市首相の初舞台となった臨時国会、各野党の質問は精彩を欠き、高支持率に支えられた高市首相の「さなえ劇場」はいくつかの問題はあるものの順調にスタートを切った。ただ自民党と維新の会の与党内部の軋みが目立ち始めた。一丁目一番地と維新が掲げた政策、「議員定数削減」は早くも今国会での実現は難しい状況になり、連立解消も囁かれ始めた。しかもこの事態を利用するかのような衆議院解散・総選挙の話も。
維新の会・藤田文武共同代表の税金の身内・秘書への還流疑惑がさらに深まりつつある。藤田氏は国会内で会見を開き、早期解決を図ったが、「適法」以外の説明をできずに墓穴を掘った印象。共産党は維新を潰すチャンスと爪を研いでいる。
福岡県警の捜査2課は全国の都道府県警のなかでは優秀と言われている。各県、年間2件の検挙を目指しているが達成できている県はほとんどない。そういう中にあって、福岡県警と警視庁は全国でトップクラス。福岡は全国トップを目指して年度内の検挙を目指しているとか。そのほかにも福岡県警と警視庁は捜査事案がかぶっているという。
10月26日、投開票の苅田町長選挙は、新人で元町課長の種生純子氏を退け、現職の遠田孝一氏が3選を果たした。もともと現職有利と言われていたが、福岡11区の政治事情もあって、武田良太元総務相と日本維新の会所属の村上良信衆院議員の「代理戦争」などマスコミは囃し立て注目を集めていたが、公明党票が離れつつある。武田氏から公明党がもし離れたら…
高市政権がトランプ米大統領を迎え、政権発足のセレモニーをにぎにぎしく演出。国民の大きな支持を得て、いざ船出というその時に、僚友維新の会のスキャンダルが浮上した。11月2日付けの赤旗日曜版で維新の会の共同代表を務める藤田文武衆院議員の「身内への税金還流」という疑惑を報じられるのだが、これを機に維新内部で亀裂が入りそうなのだ。
高市首相は、ASEAN首脳会議に出席しアジア首脳と会談。外交デビューを果たした後、帰国し、トランプ米大統領との会談に臨んだ。トランプ氏とは日米黄金時代を謳い上げ、緊密な協力関係を築くことにまずは成功した。テレビの報道も祝賀的で好意的。高市人気はますます盛り上がりを見せている。高市氏周辺からはこれを機に解散、という声まで出てきた。はたして解散はありうるのか。
高市内閣の支持率は70%を超えた。低かった共同通信調査でも64.4%。初の女性首相誕生とあって国民は期待感を持って受け止めているようだ。「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて」などの高市流の言い回し、高市トレードに期待した株価の高騰がさらに人気を増幅させている。だがじつはまだ何も始まっていない。
県内の糟屋郡では偽造教員免許状を利用して、教員になりすましていた性犯罪者の男の件が話題となった。しかもこの男、須恵町で勤務する直前まで篠栗町では偽の免許を利用して小学校の子供見守り職務を務めていたという。そこにきて篠栗町では私有地の樹木を町が勝手に伐採するという“事件”も発生。一体何があったのか。
21日の首班指名選挙を前に情勢はめまぐるしく変動している。野党3党の協議は、重要な基本政策で一致できずに行き詰まる一方、自民党と日本維新の会の政策協議は進み、連立政権入りするかどうかは不透明なものの、新たな自民―維新連合が成立する可能性が高い。連立協議が不調にいたっても、ここまで野党協調体制が壊れれば、自民は野に下ることはなくなった。しかし、こと福岡ではいろいろと揉めそうな予感が・・・