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カテゴリ: 行橋市

2015年04月17日(金)

「統一地方選総括」vol.2 武田包囲網で敗北?「行橋選挙区」激戦の結末

 今回の統一地方選挙でもっとも注目を集めたのは、さながら戦場と化した福岡11区だ。福岡統一を目論む麻生太郎副総理に公然と刃を向けるのは、ここを根城とする武田良太衆議員。なかでも麻生軍の堀大助候補と武田軍の小堤千寿候補の戦いは熾烈を極めた。小堤陣営優勢かと思われたが、土壇場で堀候補の勝利。地元有権者は「武田軍の落城は近いのか」と呟いたという。なぜ武田軍は敗れてしまったのか。

2015年04月03日(金)

統一地方選「県議選行橋市区」麻生VS武田の戦いで起きた石破前幹事長「来福騒動」

 統一地方選の告示がされ、決戦の火ぶたは切られた。我々が注目するのは「麻生VS武田」の主戦場のひとつでもある県議選行橋市選挙区。麻生太郎副総理が支援する堀大助候補と武田良太衆議員が支援する小堤千寿候補の一騎打ちだ。これまでにも増して戦いは激化しているのだが、ここに石破茂前自民党幹事長を巻き込んだものだからスッタモンダの騒動が巻き起こっているのだ。

2015年02月27日(金)

統一地方選「行橋選挙区」武田派の猛攻で「麻生」「県連」がひざまずく日

 21日、自民党福岡県連の年次大会で警察沙汰にもなった武田良太衆院議員派の11区の反乱(記事参照)は、少しはガス抜きにもなったかと思いきや彼らの怒りは収まらず、11区での武田派の絶対勝利を掲げ、必勝体制を築きつつある。とりわけ11区の核ともいえる行橋市選挙区では、前回補欠選挙の遺恨もあって、武田派の小堤千寿候補の動きが活発だ。対する現職の堀大介候補も前回票の積み上げを狙っているが、どうやら苦戦しているようである。

2015年01月16日(金)

統一地方選「県議選行橋選挙区」注目が集まる「消えた5000票」の行き先

 我々が度々記事にしてきた武田良太議員VS麻生太郎・蔵内勇夫連合の戦い。統一地方選挙でこの構図で戦いが起きるのが、豊前市、京都郡、行橋市、田川市、田川郡の5つと言われている。その中で最も激戦になると見られているのが行橋だ。昨年4月に行われた行橋地区の県議補選でも同じ構図で戦いが行われたが、この時、本来投票されるはずだった5000票が突然“消えて”しまった。そのため票読みが大きくハズレてしまったわけだが、統一地方選ではこの消えた5000票に注目が集まっている。

2014年04月15日(火)

須恵町長選挙に波及!?県議補選「小堤・武田軍」敗退の「行橋ショック」

 行橋市県議補選の結果は、堀大助候補が1000票あまりの差をつけて小堤千寿候補を撃破したが、この補選は異例づくめだった。両陣営には、麻生太郎副総理と武田良太防衛副大臣を総大将に、まるで国政選挙並みの布陣を敷いてのガチンコの戦いだった。にもかかわらず、投票率は約30%とかなり低い。3月に行われた行橋市長選挙は51%で、勝利した田中純氏の得票数は1万4000以上獲得しているのだが、堀氏の得票数は1万に届かいない。どうやらそのウラには公明党の「ある判断」があったようだ。それは須恵町にも響きそうだというから穏やかではない。

2014年04月08日(火)

行橋県議補選で激突!「関ヶ原」と化した「麻生軍VS武田軍」

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 13日に投開票を控えた行橋選挙区県会議員補欠選挙はさながら関ヶ原の合戦の様相を呈してきた。東軍が麻生太郎率いる堀大助候補ならば、西軍は武田良太率いる小堤千寿候補だ。序盤、戦いを優位に進めていたのは堀だった。あろうことか自民党青年部長の小堤を差し置いて自民党県連本部推薦を受けたからでもある。(本誌参照)麻生の人気、武田と県連の溝、行橋市長選のゴタゴタなど、武田軍はあまりにも不利。今回は堀が勝つか、と思ったのもつかの間、武田軍は票固めのブルドーザーと化して猛反撃。終盤に来て五分と五分。戦いの行方はまったくわからなくなってきた。

 堀の県連推薦を知って激怒した武田の動きは早かった。「県連がならぬなら」とばかりに自民党行橋市部の推薦をもぎ取った。そして親交のある太田昭弘国土交通相を通じて、地元公明党の支持を取り付けるとともに、元参議院のドンといわれた村上正邦を通じて建設業界を固めたのだ。

「元々、行橋の建設業者は武田支持派と中間派に分かれています。中間派はどちらかに着くか決めかねていたところに村上の指示が飛んだので、一気に武田・小堤支援体制が出来上がりました」(地元建設業者)

 これまで11区で激烈な選挙を戦い抜いてきた武田良太である。ズルズルと負けることはないだろうとは思われていたが、ここまで力を発揮するとは。地元関係者も思わず感嘆の声を漏らしている。

 もちろん、堀もそんな状況を指を咥えて見ているわけではない。彼もトヨタ自動車、ニッサン自動車などの組合票固めに入った。当初、地元連合系では民主党の吉村敏男幹事長のお膝元である自治労を除いては、選挙へ取り組みの鈍さが目についていたが、ここにきて歯車が回り始めた。

「トヨタには麻生太郎さんの息子、将豊さんがいます。彼は麻生さんの後継者と言われていて、年末年始には麻生さんと選挙区の主なところを回っていたぐらいです。そういう縁もあってトヨタと麻生さんは仲がいいんですよ。堀支持で動いてくれと言われれば動かざるを得ないでしょう」(地元記者)

 県連もやっきだ。北九州地区の県会議員などを投入して、堀当選のために武田陣営になびいた地元自民党支持有力者の切り崩し工作を積極的に行っている。さらに農政連(緑友会)も農協票を中心に、堀支持を訴えて活発に動き始めた。

「前回の市長選で田中現市長と戦って敗れた岡田元県議が緑友会県議団に属していました。緑友会としては、席が空いてしまったため、そこに堀さんを座らせたいんですよ。当選したら緑友会に入る予定だから必死ですよ」(農政連関係者)

 選挙戦は五分五分だが、武田軍が若干優勢という声もある。その声が耳に入ったのか、4月9日、総大将の麻生副総理が街頭演説をするという。ここで一気に麻生軍が優勢に転じればいいが、これで負けたら目も当てられない。関ヶ原では東軍が勝利したが、行橋ではどちらに軍配が上がるのか、両軍の威信をかけた戦いはいよいよ佳境を迎える。(文中敬称略)

2014年03月25日(火)

行橋の選挙で激化する「自民党」と「公明党」の対立

 いよいよ注目の選挙の投開票日が近づいてきた4月13日の行橋県会議員補欠選挙と4月20日の須恵町長選挙。どんな結果が出ても、福岡県自民党内部における麻生・蔵内連合VS武田という対立関係は解消されず、さらに激化しそうだが、この対立が波及して、自民党VS公明党という新たな構図が生み出されようとしている。一年後の統一地方選挙にむけて福岡県の政界はさらに複雑な様相を孕んできたようだ。

2014年03月18日(火)

武田良太議員「行橋区県議補選」で面目丸つぶれ

 ようやく市長選が終わった行橋市。新しく市長になったのは県議だった田中純氏。武田良太議員のバックアップが効いたのか6千票近い大差をつけて当選したわけだが、おかげで県議の席がひとつ空いたため補選が行われる。立候補者は現在、堀大助氏(34)と小堤千寿氏(31)の2名。自民党県連は堀氏に推薦を出したのだが、あれれ・・・小堤氏は武田議員の秘書で11区の自民党青年部長を務めているのに・・・どうやらとんでもない騒動が起きてしまったようだ。

自民党県連が推薦を決めた弁護士の堀氏は無所属で出馬する見通しだが、前回選挙で「日本維新の会」から出馬しているのだ。ならば生粋の自民党である小堤氏に推薦を出すのが当然なのだが、なぜ堀氏なのか。

2014年02月14日(金)

追加一行情報——「行橋市市長選」

 前回、二保候補者の弟の逮捕について触れたが、家宅捜索で見つかった拳銃は5丁だということがわかった。県警の武器庫認定は3丁以上なので武器庫認定される模様。大きな事件に発展しそうだ。

2014年02月11日(火)

行橋市長選「候補者弟逮捕」に見え隠れする「別の事件」

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 行橋市の市長選挙まで1カ月。選挙戦もたけなわのこの時期、我々が予言したとおり大きな問題が発生した。2月3日、有力候補と言われていた二保茂則市議の弟、成樹容疑者が京都郡内の飲食店で拳銃と実弾を所持していたという疑いから銃刀法違反で逮捕されたのである。陣営内では「辞退やむなし」との意見も出たが、仁保候補は「突き進む」と強気の姿勢。実は銃刀法違反は単なる入り口で、その奥にはとんでもない事件が顔をのぞかせている。

  二保候補は議員辞職願を議会に提出し、背水の陣を敷いてまでも選挙から降りない理由は何なのか。

「西日本新聞によると容疑者の車の中に銃痕があったと報道されています。ほかにも容疑者が使った料理屋のふすまに銃痕があったという情報もありますが、発見されているのは銃痕だけで、肝心の拳銃が十数か所に及ぶ家宅捜索でも発見されなかったのです」(捜査関係者)

 つまり、銃痕があっただけでは起訴されない、という判断が候補者陣営にあったのではないだろうか。

 が、その拳銃が発見されたという話が、7日以降流れ始めた。

「県警もやっきになっています。銃痕だけでは銃刀法違反の容疑を固めるのは難しい。そうなると逆に選挙妨害という批判も出てくる。容疑者が関係する女性宅を家宅捜索したところ、拳銃が複数発見されたようで、県警も少し胸をなでおろしているようです」(同)

  逮捕が3日。容疑者は容疑を否認しており、2勾留されると考えると選挙公示の2日後の25日というタイミングで起訴されることになる。候補にとっては最悪の状況でニュースが流されるということだ。

「県警はブツが出たということについては、固く口をつぐんでいます。嘘はつけないから否定はしませんが、それについては現段階では発表する気もないということでしょう。われわれの追及に対してもノラリクラリと交わすような状況です。まあ銃刀法違反はこれで立件できるとなったのだから余裕はありますが」(県警担当記者)

 なぜ拳銃を押収したという“手柄”を公表しないのか。

 実はこの事件、二保容疑者の銃刀法違反は、ある意味“別件”なのだ。本件は別のところにある。

「RKB毎日放送が3日の夕方ニュースで報じていますが、築上町の町会議員が県会議員補選に立候補しようとした際に、二保容疑者が銃を使って『立候補するな』と脅したという件が本筋なのである。だが被害届が出されていない現段階では、そこまで捜査がのびるかどうか・・・」(同)

 逮捕容疑に選挙妨害が加われば、行橋市長選挙とは舞台が異なるといえども、現候補者の出処進退に関わる問題になることは自明だ。

 かつて行橋市を「日本一民度が低い街」と評した新聞社編集委員がいた。たしかに拳銃の話が出てきても、市民の多くは「考えられること」と冷静だ。

 だが、捜査員たちの血の滲むような努力を無駄にしないためにも、自らの首長を目先の利害だけで選ぶようなことだけはしてはならない。

 

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