カテゴリ: 政府
ギリギリまで解散時期を探った「岸田政権」の今後の「茨の道」
9日、岸田首相の発言を朝日新聞と読売新聞は大きく報道した。見出しは「首相、年内解散断念」。首相が「年内は経済政策に専心する」と語ったことを受けてのものだ。支持率の低下が報じられる中での「断念」であり、予想されたことだったが、それを首相がわざわざ発信したことが波紋を呼んだ。追い込まれた岸田政権、今後の展開はいかに。
解散先送りで茂木幹事長「9区問題言及」でも解決しない!?
10月27日、東京・自民党本部で行われた茂木敏充幹事長と松尾統章県議団会長・福岡9区支部長代行の話合いで、支部長決定に際して、県連の意向を尊重する姿勢を茂木幹事長が示した。それを受け、混迷を極めてきた支部長問題が前進するのではとの声が地元県議、市議の間で流れ始めた。だが、実際に前進するのか、まだまだ先は見えない。
公明党元議員 東順治逝去 追悼 ~貫いた信念~
17日、東順治元国会議員が逝去した。東氏は公明党の国会議員として活躍、多くの人に愛された。新進党の羽田政権下では防衛政務次官を、自公連立政権のもとでは、公明党国対委員長や党副代表などを務め、自公連携を前に推し進めた。77歳、まだまだ働き盛りの若すぎる最期だった。
東氏は北九州大学卒業後、聖教新聞記者として活躍。平成2年に旧福岡2区で出馬、当選をはたして以来、公明党国会議員として、7期の任期を務めた。平成24年、後進に道を譲り不出馬、その後は地元の九州国際大学理事として、若者の教育・育成に力を尽くした。
穏やかな風貌で、人の話によく耳を傾ける人であった。だがその信念は揺るぎないものだった。松本龍元復興大臣が議席を失った2012年の衆院選挙では、ともに東日本大震災に立ち向かい、復興のために努力した間柄から、敵味方を乗り越えて、敗勢の松本氏の応援のため1区での街宣を繰り広げた。「東日本の復興のために松本さんがはたした功績は大きい。それを無視する宣伝は許せない」と言っていたが、当時の公明党本部の方針に逆らうものであった。また長年、親交のあった元西日本短大付属高校校長、元西日本短大理事の須郷氏が発刊したIssekiの創刊号では、当時の安倍内閣の安保法制に対して警鐘を鳴らす一文を寄稿した。
「平和の党が公明党の結党理念である。緊張する国際情勢の下での安保法制について理解はできるが、その礎には平和を希求するとの精神が必要。安保法制が日本の戦争参加を容認する方向に進むならば、それを許さないという思いで筆をとった」と当時、東氏は語っていた。
東氏については皆、優しい人、決して荒立つ声を上げない人、と皆評価する。だがその精神は強くたくましいものであった。東氏は「漢(おとこ)」という言葉をよく使った。男は「漢」でなければならないとの想いからだ。正義のために誠を尽くすとの信念から、時々、その行動は公明党、創価学会の枠を超えることもあった。「議論を尽くした上で、組織の方針に従わざるを得ないこともあった」と寂しそうな顔で述懐することもあったが、やんちゃ坊主のような東氏は、最後まで自分を貫く生き方にこだわっていた。
東氏は人間が本当に好きだった。ある時は年の離れた若者の生き方を知るために、そのすべての言葉に耳をすました。自分の価値観で解釈するのではなく、あるがままの対象をそれとして理解するために努力を重ねた。そうした東氏の態度から多くの人が「創価学会の東」ではなく、「人間・東」に好感を寄せた。東氏のネットワークの広さは、その生き方そのものであった。
19日、古賀市のベルコ・シティホールで東氏の葬儀が開催された。こじんまりと行いたいとの家族の意向であったが、伝え聞いた多くの会葬者が参集した。用意された座席では足りず、急遽、増席されるほど。学会関係者、公明党関係者だけではなく地域の人々や福岡市の経営者などもつめかけていた。
東氏の生きざまが感じられる葬儀では涙ぐむ人々も。平和を願い、人を愛し、人に愛された東氏。慈愛に満ちた眼差しを誰も忘れることはない。
合掌
「福岡9区・10区」候補者問題はいったいどうなっている!?最新事情
臨時国会が開かれた永田町、議員たちの動きが活発に。やはり話題は22日の長崎衆院4区、徳島・高知参院補選投開票だ。自民1勝1敗となれば選挙も近いとの話が出ているが、いまだ支部長=候補者が決定していない福岡9区、10区はどうなるのか。その最新情報は。
再び解散風!?「総選挙後」の議席予想流出で「自民党」は喜ぶべきか否か
岸田内閣が誕生して2年目。発足当初は支持率50%を超えていたが、いまや30%後半。たびたび解散が話題になるが、岸田首相は優柔不断。議席数を減らすことへの不安から見送ってきた。もし今、解散した場合、各党の議席予想はどうなるのか?
9区10区問題「県連VS党本部」激突回避!?自民党内閣改造のウラ
自民党の選挙体制も全国で整いつつある。全国小選挙区の支部長はほぼ決定、残すは福岡県の9区、10区のみとなった。麻生太郎副総裁の意を受けて党執行部は、地元県連が公募のうえ、党員投票で決定した2人の候補者、9区大家敏志、10区吉村悠両氏を支部長としていまだ認めていない。こうした状況から総選挙を前に党中央と地方組織の対立はますます激化するとみられてきたが、どうもここにきて何やら趣きは変わってきたようだ。
「内閣改造」自見大臣抜擢のウラに麻生氏の影!?
13日、第2次岸田再改造内閣が発足した。予想通り、主要閣僚が留任する骨格維持内閣だった。永田町では小渕優子選対委員長が目玉と注目を集めたが、ほかにもサプライズが。加藤鮎子衆院議員が子供政策担当相に、自見英子参院議員が地方創生相に座ったことだ。加藤氏は衆院3期、自見氏は参院2期とともに副大臣の経験もない入閣待機組ではなかったこと。ここから様々な憶測が生まれる。
内閣改造「茂木幹事長留任」は総裁選に出馬しないことが条件!?
13日、G20出席のためインドに滞在していた岸田首相は内閣改造に踏み切ることを表明した。インドでの内閣、党役員人事改造の表明だけに、何やらサプライズがあるのではと思ったが、ほとんどの閣僚、役員が留任と予想されている。総選挙が封じられた今、役員改選にあわせ内閣改造を行うことは既定事実であったとはいえ、その目玉は小渕優子氏の選対委員長就任だけ。今回の改造の狙いは何か。
国民民主党「自民党すり寄り」で混乱する「立憲との統一候補」と「連合内部」
3日投開票で実施された岩手県知事選挙、無所属現職の達増拓也氏が無所属新人の千葉じゅんこ氏を大差で破り当選した。達増氏は立憲民主、国民民主、共産などの推薦を受け、野党共闘の力をバックに幅広い県民の支持を得た。千葉氏は自民、公明の応援を受け、県政刷新を掲げ戦ったが、応援女性議員のエッフェル塔写真掲載事件などの影響を受け、10万票を超える大差で敗れた。久々の野党共闘候補の勝利、だが野党幹部の顔は暗い。
福岡「9区10区」問題に横たわる「統一教会」と「中村県議」
福岡9区・10区の支部長問題は停滞したまま動く気配もない。30日に原口剣生県連会長は上京、北九州市議会自民党市議団・無所属の会の要望書を胸に森山裕選対委員長と会うことになっている。だが、それではこの件は解決しない。茂木敏充幹事長がこの件について、「預かる」としているからだ。果たしてこの問題の行方は・・・
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