娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす――平家物語の一説だ。12月3日、福岡県連の執行部会が開かれる。議題は県知事選への対応。ここで小川洋知事を推薦するかどうかの判断が迫られることになるが、小川知事を推す声は無さそうだ。そのことを嗅ぎつけたのか、知事選に色気を出している人々が動き始めた。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす――平家物語の一説だ。12月3日、福岡県連の執行部会が開かれる。議題は県知事選への対応。ここで小川洋知事を推薦するかどうかの判断が迫られることになるが、小川知事を推す声は無さそうだ。そのことを嗅ぎつけたのか、知事選に色気を出している人々が動き始めた。
福岡市長選挙が終わり、高島宗一郎市長が予想通り3選を果たした。得票数は28万票強。前回2014年の選挙で獲得した25万6000票を大きく上回った。この高島人気にあやかろうと小川知事は当確が出たあと、高島市長の選挙事務所に行く予定だったが・・・
北橋健治北九州市長が14日、市役所で記者会見し、来年1月に実施される北九州市長選挙に出馬することを表明した。前回、単独推薦していた自民党は今回、新たな候補を探していたが、結局、北橋市長を支援することになった。この陰には北九州のドン、で片山尹市会議員の力があったようだ。
来年早々にも行われる北九州市長選挙で、北橋健治・現北九州市長に関係すると思われる怪文書が出回っている。その文書には、工藤会元組員と酒を飲み交わす写真が掲載されているという。もし、これが事実なら選挙どころか即刻辞職モノなのだが・・・
18日、福岡市長選が投開票される。候補者は共産党市議団事務局長の神谷貴行氏(48)と高島宗一郎現市長(44)の2人。高島市長は4日の告示日に出陣式を行ったが、そこに参加した顔ぶれを見ると、様々な人間模様が見えてくる。
来年は政府にとって重要日程が目白押しだ。統一地方選に天皇陛下譲位、参議院選、消費増税などなど・・・そこで急浮上しているのが、衆参同日選挙だ。その可能性はかなり高く80%以上と見る向きもある。その背景には一体何があるのか。
安倍首相の自民党総裁3選に伴う閣僚人事で初入閣した片山さつき地方創生相が、さっそくマスコミの餌食となったが、もうひとり、マスコミが狙い定めている閣僚が岩屋防衛大臣だ。岩屋氏といえばカジノ、カジノといえば岩屋氏と言われるだけあって、きな臭い匂いが漂ってくる。
来春の統一地方選・県議選に向けて、立候補予定者たちは徐々に動き始めた。特に県議現職だった伊豆美沙子氏が宗像市長選に当選したため、欠員が生じ、ここに、なんと高島宗一郎福岡市長の秘書であった木村哲晃氏が手を挙げているというのだ。
市長選後の12月、いよいよ福岡市水道局発注の乙金浄水場整備工事の企業体が決まる。現在、参加しているのはJFEグループと水道機工グループ。マスコミは、落札者はすでに官製談合で決まっているのではないかと疑いの目を向けるが、それは単なる勘ぐりではなく、それなりに根拠があるという。
10月22日、小川洋知事の政治資金パーティーが行われた。1000枚以上のチケットがさばけている、という前評判があった。そこで出馬宣言するのではとも見られていた。しかし、注目していたマスコミは会場を見て驚いた。そしてある記者はこうつぶやいたという。保守分裂は決定的になった、と――