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福岡県外から宮崎県の産廃処理場に大量搬入の実態を追う(中編)
2023年06月30日(金)

下の写真は熊本県の(株)大という業者のトラックである。3月下旬の朝に撮影されたものだ。場所は高原インターチェンジ付近。入っていった先は、宮崎県の処分場、(株)ダストワールドクリーンである。この日、大のトラックは計4台入っていった。

 

大のトラック

大のトラック

他の日も大のトラックがダストワールドクリーンに入っていった

他の日も大のトラックがダストワールドクリーンに入っていった

 

 次の写真は4月上旬の朝に撮影されたものだ。高速道路を走行中の、大阪市の栄伸開発(株)のトラックである。

高速道路走行中の栄伸開発のトラック

高速道路走行中の栄伸開発のトラック

これも追跡するとダストワールドクリーンの中に吸い込まれていった。この会社のフルトレーラーが日を開けず毎日のように4台ぐらい入っていくのを確認している。

 もちろんこの日以外にも、大や栄伸開発のトラックが複数、ダストワールドに入っていくのを確認している。

 前回も説明したが、宮崎県が産廃を受け入れることができるのは、福岡県で発生したもので、かつ、中間処理されたもの、ということになっている。

 しかし、上記2社のトラックを追跡調査したところ、大は直接熊本県から、そして栄伸開発は、大阪からフェリーに乗り、門司港から高速に乗り、直接産廃を持ち込んでいることが分かった。つまり、福岡県で発生した産廃ではないということである。

 もちろん、上記の2社のみならずほかの業者もいた。それについては次回に触れるが、宮崎県はどういう許可を与えているのか。それについても次回に触れる。

栄伸開発が乗っていたフェリー

栄伸開発が乗っていたフェリー

 

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カテゴリー: , 栄伸開発, 産業廃棄物 
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