Archive for 2019
「韓国政府」日米牽制で米国は「文在寅大統領」を排除する!?
韓国、文在寅政権が厚い壁にぶつかってしまった。文大統領が法相に起用しようとしたチョグク氏に疑惑が噴出、今日6日に法相就任に先立って行われる定例の人事聴聞会が大きな焦点となっている。文大統領は予定通りスケジュールをこなし、チョ氏の法相就任を強行しようとしている。はたして今後の日韓関係はどうなるのか。
「小川知事&財界」が麻生副総理サイドと手打ちで困った「武田議員」
毎年、好例の麻生太郎副総理兼財務大臣の福岡での政経セミナーが2日、ホテルヒルトンシーホークで開催された。注目されたのは、毎年発起人の代表となる松尾新吾九電元会長が登場するかどうかであった。なにしろ春の知事選では対立した仲だ。が、今年も登場。例年とかわらず麻生副総理への賛辞を述べた。知事選で生まれた亀裂は今、どうなっているのか。
佐賀市街の4割を水没させた「九州北部豪雨」の脅威
佐賀県南部から福岡県筑後地区は、九州でも有数の肥沃な大地。佐賀平野を中心に大規模経営の農家がコメを中心に、野菜やイチゴなどを生産している。耕地面積は佐賀県だけでも37,800ha。有明海の埋立地にも農業地域が広がり、九州の穀倉をなすといってよい。そこに記録的大雨が襲った。各地で冠水被害があいつぎ孤立地区が生まれ、死者は現在まで3人にのぼった。
降雨量は佐賀市で26日の降り始めから29日午後4時までで461.5ミリ。地域の雨量が年間1500ミリから2000ミリ程度だから、年間降雨量の4分の1程度がたった4日間で降ったことになる。
今回の被害の特徴は、海抜ゼロメートル地帯の低地で排水不良が発生し、雨水が下水道などからあふれる「内水氾濫」である。満潮と大雨が重なったための事態だが、これほどの雨に襲われるとはだれも予測していなかった。
とくに被害が大きい佐賀県武雄市や大町町は、もともと浸水リスクが高いといわれていたところ。8万リットルの油の流出を招いた佐賀鉄工所は過去、浸水被害を受けたことがあり、タンク位置をかさ上げするなど対策をしていたが、それが役に立たないような大雨にみまわれた。
「過去にも浸水被害の経験があるが、今回はまるで違った。急に水位があがってきて、気が付いたときはもう動けなくなった。消防団が助けに来るまで生きた心地がしなかった」(被災者)
内水氾濫はいたるところで起きていた。そのうえ河川の氾濫もあった。水がどちらから来ているのか分からなかったという。
「排水ポンプが作動しなかったのだろう。水は無数の下水溝から一気に吹き上がったようだ」(同)
油が流出した大町町では、油が有明海や河川に流れ出れば、漁業被害につながるためまずは油をシートで除去するという作業が優先する。オイルフェンスを浸水地区に設置、油を含まない水を排水しはじめたが、油が土地に吸着することも防がなければならず、排水がいつ完了するのかの見通しも立たない。
また長崎自動車道の武雄北方インターチェンジと嬉野インターチェンジの間の下り線は、大雨による路面の隆起で復旧のめどが立っていない。JRも一部で線路冠水、築堤崩壊などがあったが、30日には徐行運転をはじめた。ただ今後も大雨が予想されるため、いつ寸断されるかわからない。
農業被害も深刻、壊滅的打撃を受けている稲作農家はもちろん、あまおうや佐賀ほのか生産農家ではハウスが崩壊ところも多数、シーズン後のため苗木は守ったが、どうしていいか先が見えないという。また野菜生産農家や花卉生産農家も壊滅的な打撃を蒙っている。
今回の被害も西日本豪雨と同じく、積乱雲が次々と発達して帯状に連なる「線状降水帯」が発生したことが原因。九州北部から本州にのびる前線に中国大陸や南方海上から湿った空気が流れ込んだためだ。今後も条件さえそろえば同様な被害は生じる可能性がある。
線状降水帯の発生を予測することは現在の気象技術では難しいという。じっさい今回も九州北部の降水量の予想は200ミリだった。それが倍以上の降水量になったのだから気象専門家たちはお手上げだ。地球温暖化が急速に進行する中で、「かってない状態」が常態化することが予測される。早急に国土強靭化をなしとげることが国土を守る道である。
岸田派は「林芳正議員」に奪われるか?それとも安倍首相が助けるか
ニュース番組では日韓関係のことが必ず取り上げられているが、国内に目を向ければ、来月の内閣改造が話題になっている。その中で注目されているのが岸田派の領袖、岸田文雄政調会長の人事だ。ポスト安倍の一番手だったが、急に影が薄くなった。そればかりか、派内では岸田がトップでいいのかという意見まで噴出。ところがそこに意外な救いの手が。
「大牟田市」中尾市長不出馬表明の本当にウラに地元財界との不協和音!?
大牟田市の中尾昌弘市長が21日、市役所で臨時の記者会見を開き、1期で退任することを表明した。理由は自身の健康不安で、肺の病気である慢性閉塞性肺疾患(COPD)を発症していることを明かしたが、本当は別の理由があるのでは?との憶測が流れている。
「宇和島太陽光発電」が進まないのは九電工と韓国の関係か?
九電工が京セラなどと協力し鳴物入りで進めてきた長崎県佐世保市の宇久島での太陽光発電事業。だが現場での工事はストップし、再開のめども立っていない。事業規模は当初の1500億円から2000億円にまで膨らみ、資金面での問題があるとみられていたのだが、どうも塩漬けになっている理由はそれだけではないようだ。
盆暮れ恒例!匿名記者座談会「選挙」「WINカンパニー」
福岡を中心に取材を行っている新聞記者の方々にお集まりいただき、新聞には書いていないこと、または書けなかったことなどを語っていただいた。参加者はメディア政経9(以下、メ)と新聞記者A、B、C、Dの4人。
「かんぽ」不正販売は「アフラック」に飛び火するか
連日、新聞紙面をにぎわせている「かんぽ」問題。つまり日本郵政グループの簡易保険問題だ。無理なノルマ達成のために顧客の事情を無視して二重契約や無保険状態が横行していたため、大きな事件に発展しているが、郵便局員が同時に販売していたアフラックにも飛び火するのか。
覚醒剤事件にも着手で大詰めを迎える「工藤会」頂上作戦
特定危険指定暴力団工藤会最高幹部、野村悟被告・田上不美夫被告が関与した一連の事件のうち一般市民が襲われた4件の事件の公判が福岡地裁で10月から始まる。公判は週2回開かれる予定。このペースで進めば判決が言い渡されるのはほぼ1年後。2014年に始まった福岡県警による工藤会壊滅作戦は大団円を迎えることになる。
「参院選」躍進しても肩を落とす「立民」と限界が見えた「野党共闘」
参院選総括の最後は、与党の自民党・公明党に一蹴された野党共闘に触れないわけにはいかない。立憲民主党の躍進と国民民主党の凋落が特徴としてあげられているが、「野党共闘の成果」をいくら謳い上げてみても、自民一強体制のもとで、無力な存在でしかないことが明らかになった。果たして今後、巻き返しはなるのか。
立憲民主党は17名を当選させ、参院での議席を公示前の24名から32名に増やしたことで「躍進」と評されるのだが、立民幹部の表情は暗い。共同通信の事前予測では立民の獲得議席は21。悪くても20議席はとれるといわれていただけに結果は予想外ということだろう。
「立民の幹部には、選挙戦の途中かられいわ新撰組に対する警戒感を口にする人もいました。一応、野党ということでは共闘体制みたいな形だったのですが正直嫌な勢力だな、という感じでした。そして実際に立民に流れる票がれいわに流れたというのが選挙結果ではっきりしています。れいわが獲得した200万票は、本来立民に入るはずだった票といってよいでしょう」(政治部記者)
たしかにこの結果を受けて、枝野幸男代表に対して、党内から不満の声が出ているという。
それでも立民は議席を増やしたのだからまだ救われる。大惨敗を喫したのは、国民民主党だ。今回、獲得した議席は改選数8議席に対して6議席。共産党の7議席を下回ってしまった。非改選議員が15名いることで、維新、共産よりは多い21の議席を持っているものの、存在感はまったくなくなってしまった。
25日には、今回の敗北に危機感を持った玉木雄一郎代表が、「私は生まれ変わった。改憲案をまとめて、首相と党首で話をしたい」と発言。野党共闘の根本を覆しかねない発言として、立民や他野党から猛批判を浴びた。本人は自民党主導の改憲論議に乗るわけではないと真意を説明したものの、野党共闘では、安倍政権下の改憲反対が一致点だっただけに、選挙が終わってすぐさまに態度を変えたとの批判が集中している。
「玉木さんは提案型政党をめざすといっていますが、第二保守党になりたいというのがその本音。ところが大多数の国民は、保守党は自民党だけでいいと思っている。あえて第二保守というならば国民民主よりも地方政治を代表する維新の方が理念も政策もはっきりしているだけに、選挙民の受けもいい。今回、維新が関西圏だけでなく、関東圏でも議席を獲得したのは、今の国民の志向にマッチしたからです」(政治部記者)
共産党の総括もはなはだ怪しい。共産党関係者が話す。
「自民党、公明党ともに得票数、得票率を減らした。わが党は増えた。議席獲得数に反映されなかったものの、国民の政権批判が勢いを増しているということだ。また1人区では、前回の2013年参院選からは1議席減らして10議席しか獲得できなかったが、中身は濃い。野党が破った相手はほとんどが現職。きつい選挙で前回並みの成果を上げたのは、野党共闘が定着したからだ」
そう胸をはるが手前味噌に聞こえてしまう。
今年末にもあるのでは、と予測されている衆院選。今回の総括にふまえ野党共闘をどのように作るかが焦点といわれているが、呉越同舟という状態は解消されそうにない。ましてやオリンピックを直前に控えた選挙、自民大勝という予想をひっくり返す材料は今のところ一つもない。
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