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カテゴリ: 行政

2014年04月08日(火)

行橋県議補選で激突!「関ヶ原」と化した「麻生軍VS武田軍」

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 13日に投開票を控えた行橋選挙区県会議員補欠選挙はさながら関ヶ原の合戦の様相を呈してきた。東軍が麻生太郎率いる堀大助候補ならば、西軍は武田良太率いる小堤千寿候補だ。序盤、戦いを優位に進めていたのは堀だった。あろうことか自民党青年部長の小堤を差し置いて自民党県連本部推薦を受けたからでもある。(本誌参照)麻生の人気、武田と県連の溝、行橋市長選のゴタゴタなど、武田軍はあまりにも不利。今回は堀が勝つか、と思ったのもつかの間、武田軍は票固めのブルドーザーと化して猛反撃。終盤に来て五分と五分。戦いの行方はまったくわからなくなってきた。

 堀の県連推薦を知って激怒した武田の動きは早かった。「県連がならぬなら」とばかりに自民党行橋市部の推薦をもぎ取った。そして親交のある太田昭弘国土交通相を通じて、地元公明党の支持を取り付けるとともに、元参議院のドンといわれた村上正邦を通じて建設業界を固めたのだ。

「元々、行橋の建設業者は武田支持派と中間派に分かれています。中間派はどちらかに着くか決めかねていたところに村上の指示が飛んだので、一気に武田・小堤支援体制が出来上がりました」(地元建設業者)

 これまで11区で激烈な選挙を戦い抜いてきた武田良太である。ズルズルと負けることはないだろうとは思われていたが、ここまで力を発揮するとは。地元関係者も思わず感嘆の声を漏らしている。

 もちろん、堀もそんな状況を指を咥えて見ているわけではない。彼もトヨタ自動車、ニッサン自動車などの組合票固めに入った。当初、地元連合系では民主党の吉村敏男幹事長のお膝元である自治労を除いては、選挙へ取り組みの鈍さが目についていたが、ここにきて歯車が回り始めた。

「トヨタには麻生太郎さんの息子、将豊さんがいます。彼は麻生さんの後継者と言われていて、年末年始には麻生さんと選挙区の主なところを回っていたぐらいです。そういう縁もあってトヨタと麻生さんは仲がいいんですよ。堀支持で動いてくれと言われれば動かざるを得ないでしょう」(地元記者)

 県連もやっきだ。北九州地区の県会議員などを投入して、堀当選のために武田陣営になびいた地元自民党支持有力者の切り崩し工作を積極的に行っている。さらに農政連(緑友会)も農協票を中心に、堀支持を訴えて活発に動き始めた。

「前回の市長選で田中現市長と戦って敗れた岡田元県議が緑友会県議団に属していました。緑友会としては、席が空いてしまったため、そこに堀さんを座らせたいんですよ。当選したら緑友会に入る予定だから必死ですよ」(農政連関係者)

 選挙戦は五分五分だが、武田軍が若干優勢という声もある。その声が耳に入ったのか、4月9日、総大将の麻生副総理が街頭演説をするという。ここで一気に麻生軍が優勢に転じればいいが、これで負けたら目も当てられない。関ヶ原では東軍が勝利したが、行橋ではどちらに軍配が上がるのか、両軍の威信をかけた戦いはいよいよ佳境を迎える。(文中敬称略)

2014年03月25日(火)

行橋の選挙で激化する「自民党」と「公明党」の対立

 いよいよ注目の選挙の投開票日が近づいてきた4月13日の行橋県会議員補欠選挙と4月20日の須恵町長選挙。どんな結果が出ても、福岡県自民党内部における麻生・蔵内連合VS武田という対立関係は解消されず、さらに激化しそうだが、この対立が波及して、自民党VS公明党という新たな構図が生み出されようとしている。一年後の統一地方選挙にむけて福岡県の政界はさらに複雑な様相を孕んできたようだ。

2014年03月18日(火)

武田良太議員「行橋区県議補選」で面目丸つぶれ

 ようやく市長選が終わった行橋市。新しく市長になったのは県議だった田中純氏。武田良太議員のバックアップが効いたのか6千票近い大差をつけて当選したわけだが、おかげで県議の席がひとつ空いたため補選が行われる。立候補者は現在、堀大助氏(34)と小堤千寿氏(31)の2名。自民党県連は堀氏に推薦を出したのだが、あれれ・・・小堤氏は武田議員の秘書で11区の自民党青年部長を務めているのに・・・どうやらとんでもない騒動が起きてしまったようだ。

自民党県連が推薦を決めた弁護士の堀氏は無所属で出馬する見通しだが、前回選挙で「日本維新の会」から出馬しているのだ。ならば生粋の自民党である小堤氏に推薦を出すのが当然なのだが、なぜ堀氏なのか。

2014年03月11日(火)

県議選「中間選挙区」は国会議員と福岡県警を巻き込むドロ試合の様相

 県会議員選挙が行われる来春の統一地方選挙まであと一年。立候補予定者の講演会などが各地で開かれているが、中でも荒れそうな選挙区がある。中間市選挙区だ。すでに現職の貞末利光氏に対抗して、中間市議会議長の片岡誠二氏が立候補する意志を表明したが、武田良太衆議院議員と福岡県警を巻き込んだドロ試合に発展しそうなのだ。

2014年03月04日(火)

新開裕司議員が見せつけた「高島市長の対抗馬」になりえる動員力

 高島市長にまたひとつ頭痛の種が出来たようだ。次期市長選に新たな市長候補の誕生を予感させる出来事があったのだ。それは2月28日、ホテルオークラで開催された新開祐司衆議院議員の「感謝の集い」と銘打ったパーティー。会費1万円ながら参加者は1000人にも及んだ。新開本人は、国会審議の真っ只中のため参加しなかったにもかかわらずだ。次期市長選挙に新開議員を推す声は以前からくすぶっていたが、このパーティーの成功は新開議員が高島市長と闘えることを十分に示した。新開市長待望論がにわかに吹き出しそうな気配である。

2014年02月28日(金)

「麻生太郎」が応援に入る??激戦の須恵町長選挙

 4月20日に投開票される糟屋郡須恵町長選挙。以前、本誌でも、この町長選挙が武田良太議員と麻生太郎議員を巻き込んだ代理戦争になっていると書いたが、これについては過去記事を参照して頂くとして、選挙が迫ってきた現在、その戦いはさらに激しさを増してきた。現在、現職の中嶋町長がやや優勢のようだが、対する長沢陣営も負けてはいない。とんでもない奥の手を繰り出すとの噂が駆け巡っている。

2014年02月14日(金)

追加一行情報——「行橋市市長選」

 前回、二保候補者の弟の逮捕について触れたが、家宅捜索で見つかった拳銃は5丁だということがわかった。県警の武器庫認定は3丁以上なので武器庫認定される模様。大きな事件に発展しそうだ。

2014年02月11日(火)

行橋市長選「候補者弟逮捕」に見え隠れする「別の事件」

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 行橋市の市長選挙まで1カ月。選挙戦もたけなわのこの時期、我々が予言したとおり大きな問題が発生した。2月3日、有力候補と言われていた二保茂則市議の弟、成樹容疑者が京都郡内の飲食店で拳銃と実弾を所持していたという疑いから銃刀法違反で逮捕されたのである。陣営内では「辞退やむなし」との意見も出たが、仁保候補は「突き進む」と強気の姿勢。実は銃刀法違反は単なる入り口で、その奥にはとんでもない事件が顔をのぞかせている。

  二保候補は議員辞職願を議会に提出し、背水の陣を敷いてまでも選挙から降りない理由は何なのか。

「西日本新聞によると容疑者の車の中に銃痕があったと報道されています。ほかにも容疑者が使った料理屋のふすまに銃痕があったという情報もありますが、発見されているのは銃痕だけで、肝心の拳銃が十数か所に及ぶ家宅捜索でも発見されなかったのです」(捜査関係者)

 つまり、銃痕があっただけでは起訴されない、という判断が候補者陣営にあったのではないだろうか。

 が、その拳銃が発見されたという話が、7日以降流れ始めた。

「県警もやっきになっています。銃痕だけでは銃刀法違反の容疑を固めるのは難しい。そうなると逆に選挙妨害という批判も出てくる。容疑者が関係する女性宅を家宅捜索したところ、拳銃が複数発見されたようで、県警も少し胸をなでおろしているようです」(同)

  逮捕が3日。容疑者は容疑を否認しており、2勾留されると考えると選挙公示の2日後の25日というタイミングで起訴されることになる。候補にとっては最悪の状況でニュースが流されるということだ。

「県警はブツが出たということについては、固く口をつぐんでいます。嘘はつけないから否定はしませんが、それについては現段階では発表する気もないということでしょう。われわれの追及に対してもノラリクラリと交わすような状況です。まあ銃刀法違反はこれで立件できるとなったのだから余裕はありますが」(県警担当記者)

 なぜ拳銃を押収したという“手柄”を公表しないのか。

 実はこの事件、二保容疑者の銃刀法違反は、ある意味“別件”なのだ。本件は別のところにある。

「RKB毎日放送が3日の夕方ニュースで報じていますが、築上町の町会議員が県会議員補選に立候補しようとした際に、二保容疑者が銃を使って『立候補するな』と脅したという件が本筋なのである。だが被害届が出されていない現段階では、そこまで捜査がのびるかどうか・・・」(同)

 逮捕容疑に選挙妨害が加われば、行橋市長選挙とは舞台が異なるといえども、現候補者の出処進退に関わる問題になることは自明だ。

 かつて行橋市を「日本一民度が低い街」と評した新聞社編集委員がいた。たしかに拳銃の話が出てきても、市民の多くは「考えられること」と冷静だ。

 だが、捜査員たちの血の滲むような努力を無駄にしないためにも、自らの首長を目先の利害だけで選ぶようなことだけはしてはならない。

 

2014年01月24日(金)

行橋市長選挙の「激戦」と「不穏な空気」

 今年、福岡県では首長選挙が目白押しだ。1月早々の久留米市長選挙にはじまり、糸島市、行橋市、そして須恵町などなど。その中でも、いま最も注目を集めているのが行橋市長選挙である。須恵町長選挙が国会議員の代理戦争となっていることは本誌で既報だが、行橋市長選挙も同じような展開になっている。そこに漂う緊迫感と焦燥感には、何か事件が起きそうな不穏な気配さえ感じるのだ。

2014年01月07日(火)

都知事最有力候補「舛添要一」が抱えるこれだけの「難題」

 あけましておめでとうございます。これからも日々精進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 あと約1か月後に迫った東京都知事選挙。新聞やテレビでもその話題で盛り上がっているが、登場するのは舛添要一氏や東国原英夫氏などいつもの顔ぶれで興ざめ。しかもとっくに政界を引退した細川護煕元首相のお名前まで登場するのだから、よほど候補者がいないのだろう。だからか、早々に舛添が最有力候補だと言われ、もはや当選確実の様相を呈してきた。自民党は当選確実な舛添氏に推薦を出すつもりのようだが、そこにはいくつか問題があるようだ。

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