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カテゴリ: 福岡県議会

2026年10月09日(金)

樋口県議会見、逆風招く

カネは議長就任のためではない。それでも、払わなければ「おそらく議長就任は危ぶまれたのではないか」――。福岡県議会の金銭授受疑惑をめぐり、自民党福岡県連前幹事長の樋口明県議が2日に開いた会見は、こんな矛盾を抱えたまま終わった。実名による告白は3人目だが、中身は薄く、かえって評判を落としたとの声が多い。樋口氏はなぜ、このタイミングで会見に踏み切ったのか。

2026年09月29日(火)

「高島市長」不出馬の裏に県議会の泥沼と中村県議の影

 11月15日投開票の福岡市長選に立候補を表明しているのは、9月24日現在で10人。さらに2人が手を挙げるとみられ、最終的には12人が出馬する見込みだ。高島宗一郎市長が2010年に初当選して以来、圧倒的な強さを発揮してきた福岡市長選は、16年ぶりに新しい市長を選ぶ選挙となる。ただ、今回は票が割れ、どの候補も法定得票(有効投票総数の4分の1)に届かないおそれが指摘されている。届かなければ再選挙となる。高島市長が後継指名でもしていれば、こうした事態には至らなかっただろう。高島氏は今後どう動くつもりなのか。

2026年09月25日(金)

麻生氏の「井上擁立」が頓挫した県連会長人事の舞台裏

 県議会での金銭授受疑惑をめぐり辞任を表明した自民党福岡県連会長の松本國寛県議の後任を決める会長選(18日締め切り)に、古賀篤衆院議員(福岡3区)が唯一立候補した。27日の県連総務会で正式に選任される見通しだ。県連の運営を独占的に主導してきた自民党県議団が不祥事で身を引かざるを得ず、次期会長は国会議員から選ぶことで合意していた。その意味では順当な人事に見える。だが、その裏には駆け引きがあったようだ。

2026年09月11日(金)

「高市vs麻生」改造で問われる主導権「沖縄・福岡」にも及ぶ攻防

16日にも予定される自民党役員人事・内閣改造を前に、麻生太郎副総裁の動きが永田町で話題になっている。連日、官邸に日参しているのだ。鈴木俊一幹事長の交代論が浮上し、人事を機に高市首相が麻生離れを進めるとの見方も出ていた。義弟である鈴木氏の処遇を含め、こうした動きを封じるため、麻生氏は高市首相の首根っこを押さえに行ったのだろう。とはいえ連日ともなればやりすぎで、ほかにも狙いがありそうだ。

2026年09月04日(金)

収まらぬ福岡県議会問題 党本部の「公認見送り」通告と「ポスト蔵内」を巡る激動

 蔵内勇夫前議長の議員辞任により、真相解明と制度改正へ向かうと思われていた福岡県議会問題。しかし、事態はひとまずの決着を見せるどころか、新たな波乱へと突入した。

2026年08月25日(火)

「蔵内県議」辞職で混沌としてきた福岡県「自民党」の見えない未来

 23日、福岡県政界に激震が走った。蔵内勇夫全国議長会会長、県議会議長が議員を辞職するコメントを議会事務局を通じて発表したからだ。議会事務局の発表前に蔵内氏が辞職を伝えた関係者によると、「マスコミの取材攻勢があり、議員としての活動が事実上できなくなっている」ことを辞職する理由として挙げたという。急転直下の蔵内氏の辞職意向、9月議会の開催近くになっての事態の急展開、はたして今後、福岡県政界はどう動いていくのか。

2026年08月21日(金)

「福岡県議会」批判の嵐で「来春の県議選」自民党は10議席減予想

 17日の福岡県議会臨時会で、吉松源昭議員が提出した蔵内勇夫議長に対する議長辞職勧告決議案の採決が、自民議員からの動議によって中止になった。そもそも辞職勧告決議案が唐突に出されること自体、不思議な動きであった。採決は自民県議にとって「踏み絵」になりかねない。それを避けるための中止動議だった。動議に賛成した議員には抗議が殺到し、各社が大きく報じている。これが来春の統一地方選に影響を与えるのは必至だ。一体どうなるのか。

2026年08月18日(火)

県議会のドン「藏内県議」採決で中止された「踏み絵」が残したもの

 盆休み中の17日、福岡県議会の臨時会で、吉松源昭県議が蔵内勇夫議長に対する辞職勧告決議案を提出した。だが自民党会派の県議が採決の中止を求める緊急動議を出し、賛成多数で可決。決議案は採決されなかった。同じ日、蔵内議長は自民党県議団の議員総会で「しかるべき時期に議長を辞める」との意向を示したと、複数の自民党議員が明らかにした。混乱が続く県政は、どこへ向かうのか。

2026年07月24日(金)

自民党福岡県議団研究③~蔵内県議はなぜ「県議会のドン」になったか

 全国議長会定例会議で、会長の福岡県議会議長蔵内勇夫氏は、「お騒がせしてもうしわけありません。今後、事実の解明と議会改革を成し遂げていきます」と参加した全国都道府県議長に陳謝。福岡の金権体質の権化のように語られる蔵内氏だが、それは蔵内氏が「県議会のドン」の異名を取るからでもある。なぜ、蔵内氏は「県議会のドン」と呼ばれるようになったのか。それは、蔵内氏が県議に当選する前の1980年にまで遡る。一体、何があったのか。

2026年07月21日(火)

自民党福岡県議団研究②~中村明彦県議と蔵内勇夫県議の戦い

 前回、「自民党福岡県議団研究①」では、福岡県議会・自民党県議団を揺るがす吉松県議の「カツアゲ疑惑」の“爆弾投下”の仕掛け人が中村明彦県議ではないかということに触れた。そこには、県議団から追放されたことへの怒りに加え、蔵内勇夫県議会議長への長年の対抗心もあったと思われる。現在の県議会を語るには、蔵内県議と中村県議の戦いの歴史のを語らなければならない。ライバル関係にあった両議員の間には一体何があったのか、そしてなぜ蔵内氏が県議会のドンと呼ばれるようになったのか。その歴史を紐解く。

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