カテゴリ: 福岡県
門司港駅遺構「一部現地保存」発表も実質何も変わらない「武内市長」のカラクリ会見
JR門司港駅そばで見つかった明治期の初代門司港駅の遺構について、駅前に建設を計画している複合公共施設の着工直前の21日、一部を現地保存、一部を移築する方針を明らかにした。市は全面的な取り壊しも検討したが、方針転換した格好となった。だが、これはあくまでも見せかけのポーズにすぎない。実質ほとんど変化はないのだ。そこには武内市長の狡っ辛い思惑が透けて見える。
川崎町「98条委員会」で提供された「疑惑」の音声データ
武田良太元総務相のまさかの落選で全国的にも有名となった福岡11区。まだそんな結果になろうとは夢にも思っていなかった10月10日、川崎町町議会で町有地売却をめぐる98条委員会での議員聴取が行われた。前回9月10日にも98条委員会が行われたが、前回はいわば前哨戦に過ぎなかった。参考人として招致されたのは委員外議員の繁永秀樹議員。前回のO社長に続く、渦中の人物の登場に注目が集まった。傍聴禁止だがその内容は少しずつ漏れ伝わってくる。
「川崎町町有地売買」明らかにされた「町議・金融機関・会社」三者の犯罪的行為
川崎町議会で10日、開催された98条委員会・事務検査特別委員会はマスコミ関係をはじめ多くの関係者、町民の注目を集めた。この98条委員会の課題は、贈収賄が噂され、役場が警察に捜索される事態を招いた川崎町の元町有地売買に関すること。警察に取り調べられた当事者の一人が参考人として出席したからだ。
「北九州市」疑問だらけの「予算案」に自信をのぞかせた「武内市長」
北九州市は13日、総額6279億円の2024年度一般会計当初予算案を発表した。昨年2月に就任した武内和久市長にとっては、初めて1年を通した予算。「稼げる街づくり」を最優先にした予算だ。しかし、内実は野放図な計画の後始末と計画ありきの工事などなど。市長の思惑は果たして・・・
「自民党総裁選」福岡選出国会議員は誰を推すのか
総裁選告示まであと9日。候補者乱立でそれぞれの議員票へのアプローチは激しさを増している。福岡県選出の各議員はそれぞれ誰を推すのか、次第に鮮明になってきた。
東京都知事選挙結果で動きが活発になっている来春実施の「北九州市議選」
東京都知事選挙の余波が全国に波及している。2位と健闘した前安芸高田市長の石丸伸二氏はもてはやされ、国民の既成政党離れがマスコミでは取り上げられている。来年1月に選挙を控える北九州市でも熱気があふれてきた。特に北九州市議選は複雑な様相を示している。
犯罪的行為に匹敵!?解散勧告を無視する「三原、大石」の支部存続の問題点
1月29日に自民党福岡県連から北九州市長選の反党行為を理由に除名処分を受けた三原朝利市会議員(若松区選出)、大石仁人市会議員(小倉北区選出)が自身の議員支部の解散を勧告されているにも関わらず、除名から5か月たった今も支部を解散していない。実はこれが大きな問題になろうとしている…
福岡県警「不同意性交」署員への軽すぎる処分に内部でうずまく不満の声
鹿児島県警の情報漏洩問題が大きく報道されたが、その背景には警察内部の体質や人事への不満が見え隠れする。だが、これらは何も鹿児島県警だけの問題ではない。福岡県警でも起こり得ることだ。実際、県警内部から上層部への不満が充満しているという。
自民党福岡年次大会で「透けて見えた」ポスト岸田と9、10区問題
自民党福岡県連年次大会で800人の聴衆を前に麻生太郎副総裁が講演した。政治資金規正法の改革を巡り、岸田首相との新たな確執が取りざたされているだけに、麻生氏が何を語るのか政界の注目を集めたが、9区10区の問題についても事態が透けて見えてきた。
大任町「永原町長」に新疑惑!?落札会社社員と組んで「反永原」一掃作戦進行中
様々な問題が報じられる大任町。福岡県田川地区の8自治体が共同で整備するゴミ処理施設に関して田川市長などに土下座を強要しただとか、し尿処理施設の工事積算資料が存在しないと説明していた実は存在しただとか、とにかくお騒がせだが、そんな中、また新たな疑惑が発覚した。「町立義務教育学校施設新築工事」と「子供広場屋内遊戯施設新築工事」に関する疑惑だ。
この「町立義務教育学校施設新築工事」の設計の入札に向けて準備していたのはA社とI社。入札が行われたのは最近だが、落札の本命はA社だと囁かれていた。しかし、蓋を開けると落札したのはI社だったためビックリ。落札を“演出”したのはI社の剛腕社員、I.H氏だという。
I.H氏は町職員に対してA社の陰には暴力団がいると吹聴。A社が不利な虚偽情報を流して、I社が落札されるように仕向けたという。
それと同時に近づいたのが武田良太議員の秘書だと地元では囁かれている。秘書に頼んでI.H氏は永原町長を紹介してもらって食い込んだとされているが、一方でJA直鞍の堀勝彦会長の経由で近づいたとも言われている。
地元の反永原勢力に取材すると、このことはI.H氏自身が西中洲のクラブで自慢気に話していたとのことである。
その甲斐あって、随契で「子供広場屋内遊戯施設新築工事」についても受注することになったという。
この2つの工事の受注を境に、I.H氏と永原町長は急接近する。I.H氏は一介のサラリーマン。永原町長にとっては目立たない存在で都合がいい。そのため建設業界の整理や交渉に関する使用人として使い始めた。そんな折、I.H氏は永原町長からこんな主旨のことを相談される。
「反目する連中を抑えてくれないか」
永原町長が言う「反目する連中」とは、以前から敵対する次谷隆澄元副議長や太州会系組長、井上直樹容疑者らのことである。永原町長は彼らに手を焼いていた。町政刷新を訴え、永原批判を展開してきた次谷氏は選挙でトップ当選。彼の働きもあって福岡町村会長選挙でも会長の座を引きずり降ろされた。昨今の永原批判が高まれば、町長の座すら危うくなってくる。長年トップに君臨してきた永原町長は危機感をつのらせていたのだ。
そんな永原町長とI.H氏は相談のうえ、暴力団に「反目する連中」を抑えてもらうことにしたという。反永原派を暴力団に抑えてもらうとはにわかには信じがたいが、地元では「地元の太州会ではなく、別の暴力団に頼んだ」ともっぱらだ。しかも、もしコトがうまく運べば永原町長はその見返りに、福智町の総合体育館新築工事を受注させると約束したという。
本来ならば、大任町長が福智町の公共工事にまで口を出すことはできない。しかし、福智町の黒土孝司町長と永原町長は昵懇の仲。融通がきくというわけだ。永原町長は、建築するゼネコンからの億を超える資金集めについてもI.H氏に頼んだという。
ともあれ、I.H氏はそれを了承し、それを遂行すべく張り切っているという。しかし、I.H氏はいわば永原町長のパシリ。滞りなくうまくいくのか注目だ。
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