カテゴリ: 選挙
「古賀市長選」6人が立候補で過熱で注目される「今後の展開」
《古賀市選挙が近いため無料公開》
衆議院議員選挙で各選挙区が忙しくなる中、密かに注目されているのが古賀市長選だ。候補者は6人。現職である竹下司津男市長に前市長の中村隆象氏と元県議の前田宏三氏、さらに市会議員の松島岩太氏、元市会議員の清原哲史氏、安松禧議氏が挑む闘いだ。現職市長に失政がないのに、これだけの立候補者が出るのは異例中の異例だ。それもあって古賀市民も今回ばかりは投票に行かなくては、と関心も高い。
これまで古賀市は政争の街といわれてきた。3期にわたって市長の座にあった中村氏と市を代表する県会議員であった前田氏。この2人が市の実力者として競い合ってきたゆえだ。
だからか、選挙にあたって誹謗中傷は当たり前という独特な雰囲気が古賀市にはある。「今回の争点は時計の針を戻すか否か」と語る市関係者がいるが、4年前、竹下市長が誕生したのもこうした旧体制に飽き飽きした市民の意志があらわれた結果なのかも知れない。
現在、選挙戦も終盤。6人の争いは激しい。ただ上位3人は、竹下、中村、前田だという見方は衆目の一致するところだ。投票日まで1週間を切ったが、ここにきて市民党を掲げる現職の竹下市長の事務所を訪れる人が増えてきた。政策が分かりやすく、古賀の未来を託すに相応しい思いが市民の中に浸透してきたようである。
「誇りを持てる街づくりをしてほしい。隣の新宮町がどんどん発展しているのに、古賀市は旧態依然としている。最近、やっと食の街としてのカラーが出てきたけれど、交通の要所、豊かな自然に恵まれているという立地条件からすればもっともっと大きく発展していく可能性があるはず。そうした方向にある政策を支持したい」(古賀市民)
実際、日本の地方都市の老化は著しい。福岡でも福岡市一極集中という事態が起きている。古賀市でもシャッターを閉めた店や空き家を見かけるようになった。この選挙が古賀市の未来を決める正念場になることは間違いないだろう。
まだ投票態度を決めていない人も多い。下手をすると当選第1位が25%との有効得票率に達せず、再選挙の可能性もある中で、各候補の死力を尽くした闘いは続く。
「三原朝彦」当選危機?「北九州市長選」優柔不断で市議たちが逃げていった
本日21日、衆議院解散が閣議決定し、来月14日に総選挙の投開票が行われることとなった。選挙まであと1ヶ月とあって衆議員たちは大慌て。福岡では前回と同様、小選挙区では自民が全勝する見方が強かったがここに来て暗雲が立ち込めている選挙区がある。当選6回を誇る三原朝彦氏の福岡9区だ。前回では民主党の緒方林太郎に約3万票の差をつけて圧勝し、比例での議席復活も許さなかったのだ。にもかかわらずいったい何が起きているのだろうか。
「総選挙」自民党250議席割れの可能性は本当にあるのか?
争点なき総選挙と言われる今回の選挙。各社の報道を見ると、今、ここで選挙を打てば取りこぼしが少ないとの官邸の分析結果で安倍首相が解散を決断したということだが、果たして本当に取りこぼしが少ないのか。夕刊紙などでは「自民党の議席は大幅減」などと見出しが踊っているがどちらが正しいのか。様々な関係者への取材で分析をしてみたが、結果は意外なものだった。
「西川京子」無念!次の選挙で悲願だった「小選挙区」で出馬出来ない!?
一気に吹き荒れた衆院の解散風。12月14の投開票がほぼ決定となった。各党、バタバタと候補者選定を急ぐなか、小倉北区のある政治家の事務所が悄然としているという。西川京子衆議院議員だ。彼女には次の選挙にかけていた悲願があった。比例区選出の議員だが、地元である10区で小選挙区候補として戦うという切なる願い――だが、それは達成されそうにない。
民主党が大混乱「南区市議」に3人が手を挙げ「全員落選」の危機
首長選挙の情報が飛び交う中、福岡市会議員選挙の情報が飛び込んできた。なにしろ来年春の選挙も出馬するものと思われてきた福岡市南区選出の民主党の市議、三原修氏が引退するというのだ。三原議員は4期連続市議を務めた実力者。ダイエー労組所属だった三原氏だったが、ダイエーがイオンの傘下に入ったためイオン労組へ異動。そのイオン労組が政治活動を良しとしないため、引退を決意したようである。だが、南区唯一の民主党市議の跡目をめぐって思わぬバトルが起きている。
「拉致被害者帰国」とセットの「秋の臨時国会解散」はあり得るか
本日18日、安倍首相が福岡に入り中洲の暴追パレードに参加したようだが、東京のマスコミは早くからこの事実を掴み「福岡に遊びに行くのか」「いい気なものだ」と冷ややかな視線を送っていた。それもそのはず、滋賀県知事選で負け、続いて福島、沖縄県知事選も負けそうな勢いなのだ。ただでさえ集団的自衛権の問題で支持率が低下しているのに知事選で3連敗すれば、自民党内で安倍降ろしが起きないとも限らない。そこで噂されているのが「拉致」カードと「解散」カードの2枚切りである。
福岡市長選挙 vol.8――高島市長の「自民党反対派」と「良からぬ噂」
高島宗一郎福岡市長の出馬表明はまだない。当初、自民党県連は6月30日の定例市議会最終日に表明するというスケジュールで動いていたが、「表明は遅ければ遅い方がいい」という高島市長の意向が働いたようで、どうやら9月までお預けとなりそうだ。出馬表明は確かに遅い方がいい。新聞各社が採点すべく市政を振り返る過程で、忘れかけていたスキャンダルが再燃しないとも限らない。そこを足がかりにして力を見せたい反高島派勢力だが、どうもイマイチなようで・・・
統一地方選「小倉南区」自民分裂で共産党が勝つ!?
統一地方選挙に向けて、県内各地では様々な動きが活発化している。その中でも思わぬ展開を見せているのが県議選の小倉南区だ。ここは代々、3つの議席を巡って自民、公明、民主、共産党の4党がしのぎを削ってきた。いいところまで票を伸ばすが敗退するのは決まって共産党だ。しかし、共産党にいいニュースが飛び込んできた。自民候補者がもう1人立ち、保守が分裂しそうな気配だというのだ。そうなれば共産党にも勝機が巡ってくること必至である。
「須恵町長選挙」激戦が生んだ新たな「火種」
注目を集めていた須恵町長選挙が終わった。結果は現職の中嶋候補が5491票を獲得、対抗馬の長沢誠司候補に1220票の差をつけて勝利したのだが、先日行われた行橋県会議員補欠選挙と同様、麻生太郎VS武田良太、自民党県連本部VS自民党支部・公明党という構図であっただけに、意地と意地のぶつかりあいとなった。熾烈を極めた戦いというのは往々にして禍根を残すものだ。須恵町も同様、新たな火種がブスブスとくすぶり始めたようだ。
須恵町長選挙に波及!?県議補選「小堤・武田軍」敗退の「行橋ショック」
行橋市県議補選の結果は、堀大助候補が1000票あまりの差をつけて小堤千寿候補を撃破したが、この補選は異例づくめだった。両陣営には、麻生太郎副総理と武田良太防衛副大臣を総大将に、まるで国政選挙並みの布陣を敷いてのガチンコの戦いだった。にもかかわらず、投票率は約30%とかなり低い。3月に行われた行橋市長選挙は51%で、勝利した田中純氏の得票数は1万4000以上獲得しているのだが、堀氏の得票数は1万に届かいない。どうやらそのウラには公明党の「ある判断」があったようだ。それは須恵町にも響きそうだというから穏やかではない。
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