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カテゴリ: 自民党県連

2015年07月10日(金)

福岡「参院選議席増」で新たな対決の構図!?「蔵内県連会長VS武田・鳩山軍」

 自民党は9日、参院選改革案を決めたことで、来夏の参院選は10増10減で改選が行われることが確実になりそうだ。この改革案では我々が書いてきた通り、福岡の改選議席はこれまでの2から3に増えることになる。そこで怪気炎を上げているのが反麻生派の急先鋒、武田良太衆院議員。そしてこの武田議員の動きに同調し始めたのが鳩山邦夫衆院議員だ。2人は自民党福岡県連に公認候補をもう1人立てるよう要求しているが、蔵内勇夫県連会長が頑としてクビを縦にふらない。

2015年06月26日(金)

来夏参院選「大家参議員」の強力なライバル「第三の男」が急浮上

 来年の参議院選挙に向けて動きが活発化しつつある。現在、自民・大家敏志議員と民主・大久保勉議員がそのイスに座っているが、自民党一強の状態をいいことに、大久保議員を撥ね退けて自民党元衆議員の新開裕司氏がそのイスを奪おうとしていることは以前、我々が報じた。だが、大久保議員のイスを狙っているのは新開氏ばかりではない。第三の人物が急浮上しているのだ。

2015年06月02日(火)

秘策アリ!?参院選出馬表明した「新開元議員」の「前途多難」

 来年の参議院選挙に向けて、前衆院議員の新開裕史が動き始めた。市内に約50人の支持者を集めて出馬の意思表明したというのだ。来賓の古賀誠元衆院議員も支持を訴えたが、福岡参院地方区のイスには、自民・大家敏志氏と民主・大久保勉氏が座っており、来年の選挙にも立候補を予定している。新開氏がここに割って入るのはかなり難しく思えるのだが、そこにはひとつの秘策があるようだが。

2015年05月26日(火)

「自民党福岡県連」会長選の陰で麻生副総理を怒らせた「あの元議員」

 前号でも書いたが、蔵内勇夫前県議団会長が自民党福岡県連会長に就任することが内定した。22日告示の段階で立候補者は蔵内氏ただ1名。今月30日の県連総会で正式決定する。投票権のある国会議員、県会議員、福岡市議、北九州市議、女性部長の59名のうち56名が蔵内氏を推薦したわけだが、注目すべきは推薦しなかった残りの3名だ。この3名のうち1名の行動に麻生副総理がいたくご立腹しているという。

2015年05月22日(金)

「自民党福岡県連」新会長の誕生で見える「北九州市長選挙」の黒幕たちの台頭

 今日5月22日、自民党県連会長の立候補受け付けが行われる。現在のところ、立候補届を提出するのは、蔵内勇夫前県議会長ただ一人だという。5月30日に選挙が行われるが、このまま行けば無投票で蔵内県連会長誕生となるだろう。この会長選挙や確定的と言われる人事を見ると、北九州市長選で汗を流した面々が顔を揃えるようだ。

2015年04月24日(金)

自民党福岡県連「次期会長」のイスには誰が座るのか

 26日の投開票で統一地方選挙後半戦も終わり、昨年末の衆院選から続いた選挙の季節もようやく幕を閉じる。これら一連の選挙では自民党の分裂選挙が目立っていた。その多くが麻生太郎議員VS武田良太議員の争いによるものだが、いつまでもこのような争いを続けるわけにはいかない。そこで焦点になっているのが次期、県連会長。中村明彦県議が事実上名乗りを上げているのだが・・・

2015年04月17日(金)

「統一地方選総括」vol.2 武田包囲網で敗北?「行橋選挙区」激戦の結末

 今回の統一地方選挙でもっとも注目を集めたのは、さながら戦場と化した福岡11区だ。福岡統一を目論む麻生太郎副総理に公然と刃を向けるのは、ここを根城とする武田良太衆議員。なかでも麻生軍の堀大助候補と武田軍の小堤千寿候補の戦いは熾烈を極めた。小堤陣営優勢かと思われたが、土壇場で堀候補の勝利。地元有権者は「武田軍の落城は近いのか」と呟いたという。なぜ武田軍は敗れてしまったのか。

2015年03月27日(金)

統一地方選「大牟田」で女の闘い「古賀誠夫人」と「田中秀子」県連幹事長の火花が散る?

 県議選の大牟田選挙区で注目を浴びている2人の候補者がいる。田中秀子候補と桑原誠候補だ。田中候補は古賀誠元衆議員の支援のもと着実に当選を重ね、県議会では全国初の女性議長を務め、現在では自民党福岡県連幹事長も務める実力者だ。桑原候補は、古賀元衆議員や藤丸敏衆議員の秘書を務めてきた新人候補。いわば両候補とも古賀系と言えるのだが、桑原候補の陰に古賀夫人がいるとの噂で、さあ大変。女同士が火花を散らしているという。

2015年03月03日(火)

「武田良太」処分の上申書を本部に提出した自民党福岡県連の「思惑」

 11区の乱――先月21日行われた県連大会で、福岡11区支部の幹事長で大任町長の永原譲二幹事長とその関係者が県連執行部と揉め、警察沙汰になった騒動のことだ。(記事参照)今後、執行部側と同支部幹部の話し合いの場を設けることで場をおさめたが、それでこの諍いが終わるはずはなかった。24日、県連は緊急会議を開き、暴力的行為に及んだ11区支部に対して厳正な措置を行うよう党本部に求めることを決定したのだが、そのウラにはとんでもない狙いがありそうなのだ。

2014年10月10日(金)

「福岡・北九州市長選」麻生を支えた立役者たちが見据える「武田良太」との戦い

 昨年の10月8日にスタートした「メディア政経9」ですが、おかげさまで1年続けることが出来ました。皆様のお力添えがあっての我々です。心より感謝申し上げます。これからも、よりよい記事をご提供させて頂くべく日々精進いたしますので、今後共何卒よろしくお願い申し上げます。

《1週年ということで無料公開させて頂きます》


 注目される福岡市長選と北九州市長選だが、両選挙とも自民党は分裂選挙になりそうだったが回避されたようだ。

 福岡市長選では、元市議の北嶋雄二郎氏が立候補を表明したことによって、反高島市長の市議たちが結集しようとしたのだが、県連の締め付けによって断念。県連も市議会も高島市長を支援することでまとまった。

 前回報じた北九州市長選では、独自候補擁立派と北橋市長推薦派で市議会自民党は割れていたが、単独推薦することで分裂を回避、一本化がなされた。

 これら、自民党がひとつになるためには、ある政治家の協力がなければ実現しなかっただろう。

 蔵内勇夫県議団長だ。

 福岡市長選で、北嶋氏の元に反高島派の議員が結集しようとしていたことは前述したが、これを阻止することに大きな役割を果たしたのが蔵内県議だったと言われている。そもそも高島市長の後ろ盾は麻生副総理だが、高島市長に反感を持つ財界、政界の重要人物に頭を下げて回り、麻生副総理を支えたのは蔵内県議だった。

 北九州市長選の時も同様だ。麻生副総理が独自候補擁立をぶち上げたものの適任者がいなかったため、北橋市長を単独推薦するという奇手を使ったわけだが、これを実現出来たのは、北九州市議の重鎮、片山尹氏との太いパイプを持つ蔵内県議の働きがあればこそだ。やはりここでも麻生副総理のメンツを守ったのは、やはり蔵内県議だったと言える。

 これら表層だけを見れば、麻生副総理と蔵内県議は蜜月関係のように思えるが、そこまでの関係ではない。決定的に対立した過去がある。それは2011年の福岡県知事選挙の時まで遡る。

 福岡県知事選挙に立候補を表明した蔵内県議に対して、麻生副総理は現在知事の座にある小川洋氏を推し立てて対抗した。

 自民党県連本部の推薦を得た蔵内県議に対し、麻生副総理は分裂選挙も辞さずという構えを示して、蔵内県議を立候補辞退に追い込んだことは有名な話である。その後、2人は手打ちをしたと囁かれてきたが、それでも2人の間には隙間風が吹いていた。

 ところが武田良太衆議院議員の県連会長時代に2人は接近する。

 会長としての権威を振りかざし、人事はもとより、衆議院選挙や県会議員補欠選挙での候補者選定においても横車を押す武田氏を会長から外すことを麻生副総理と蔵内県議は画策。後任に松山政司氏を推すことでも2人の意見は一致した。現在の「武田VS麻生・蔵内」という図式が県自民党で作られたのは、この時からだ。

 麻生副総理と蔵内県議は互いに同盟関係ではある。だが、腹を割って打ち解け合うほどまで関係は深くない。探りあいは今でも続いているのだ。

 北九州市長選ではその弊害が出た。麻生副総理が打ち出したものの、いっこうに決まらない独自候補擁立。秘策はあるのか。互いの腹を探りあう膠着状態が続いたが、それを打破した政治家がいた。大家敏志参議員だ。

 大家氏は県議時代、反主流派、つまり反蔵内派だった。ところが反主流派がバラバラの状況に陥り、蔵内派に転身。その後、蔵内氏ら県連執行部の決定によって、前々回の参議院選挙の候補者に選ばれ当選。それ以降、蔵内氏とは盟友だ。

 麻生氏と蔵内氏の間に入り、潤滑油となることによって両者と話し合い、麻生副総理の顔をつぶすことなく自民党をひとつにまとめあげたのだ。

 麻生、蔵内、大家の3議員の歯車がうまく噛み合ったからこそ、自民は分裂を回避したと言える。

 だが、この3者が手を携えた目的は、単なる分裂回避だけだったのだろうか。そこには、ある目的が透けて見えはしないか。

 山崎拓、古賀誠と次々に大物議員が政界から卒業していく中、麻生副総理も卒業は近い。その麻生副総理の座に狙うのは武田良太氏だ。

 武田氏に対抗するのは、先に触れた麻生・蔵内連合だ。そこに大家氏も加わるかも知れない。彼らの戦いは必ず激化する。福岡市、北九州市の2つの首長選で分裂を回避させたのは、武田軍との今後の戦いのための地ならしなのかも知れない。

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