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カテゴリ: 福岡県

2022年11月01日(火)

「多額の税金使用」が目に見えている福津市「市営納骨堂」建替え問題

 

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 福津市で納骨堂建替が問題になっている。建替えが予定されているのは、福津市西福間1丁目の市営納骨堂と社会福祉協議会納骨堂だ。老朽化によって建替えることが決定しているのだが、この建替えに関して、「ただでさえ、特定の既得権益者が得をしているのに、再び税金を使って彼らを優遇するのは許せない」という声が上がっているのだ。一体何が起きているのか。

 市営の納骨堂と社会福祉協議会運営の納骨堂は同じ敷地にある。これが建て替えられる予定で、総事業費は7.3億円。建て替えた後は、市は運営から外れ、社会福祉協議会が運営することになっている。

 新しくなった納骨堂の使用料は、仏壇型1壇あたり25万円。ロッカー型は1壇8万円、合祀型は1壇3万円と設定されているのだが、これが問題になっているというのだ。

「住民説明会に出席して驚いたのが、出席者の多くから“金を取るのか!”、“高すぎる”という声が飛び交っていることです。これまでタダだったのに、なぜ金を取るのか、ということです。お金がかかるのは当然でしょう。一体何の文句があるというのでしょうか」

 そう憤るのは説明会に出席した住人だ。

「市営納骨堂は一度入ると管理費さえ使用者は払わなくていいんです。すべて市の負担ですよ。同和地区ということで無料になったのかも知れませんが、すべて税金であることを忘れてはいけません。しかもその納骨堂の権利を売買している人がいると聞いたことがあります。今の時代にそういうことは通用しないと思います」

 平成17年に施行された福津市の納骨堂条例には、納骨堂を使用する際は、使用料(加入金)として2万~3万円支払うことになっているが、あまりにも破格だ。ちなみに社会福祉協議会の納骨堂はかつて1壇13万円で販売。今は募集していないが、直近では27万円で販売していた。この価格差を考えると、やはり市営の方は同和地区に配慮したがゆえの価格ともいえる。

 新しく建てられる納骨堂の仏壇型は1壇25万円と前述したが、この価格設定も一般的な納骨堂の相場からするとかなりリーズナブルなお値段である。ライフドットというHPによると、福岡県の納骨堂の費用相場は91.2万円となっている。福岡県で最も安いとされている「福岡徳純院納骨堂」でさえ1人36万円するのだ。

「1壇25万円となっていますが、もともとは1壇30万円でした。“高い!”という声に押し切られて5万円値下げしたんです」(地元議員)

 だが、住民のなかには「説明会では1壇25万円ではなく、15万円だと説明を受けましたが・・・」と困惑する人もいる。市や社会福祉協議会は「絶対に15万円まで値下げして募集することはあり得ません」と説明するが、それが絶対にあり得ないと言えるかどうか。

 総事業費7.3億円とあるが、仮に現在の使用者2000人が仏壇型を希望するとしても、集まる資金は5億円だ。総事業費には2.3億円足りないことになる。当然不足分は税金から支払われることになる。

 そもそも総事業費が7.3億円で収まるはずがない。試算されたのは数年前だ。人件費、建築資材の高騰などがあるため、市の関係者も「7.3億円を大幅に上回る可能性が高い」と嘆く。そうなると税金から支払われる不足分は一体にいくらになるのか。

 新納骨堂を運営することになる社会福祉協議会は、不足分について「現在の加入者以外の新規の方には、新たに値段を設定するつもりで、その金額で埋め合わせる」というが、金額は決まっていない。本来なら使用者全員に一律の金額を課するのが平等というものだろうが、その考えはなさそうだ。運営費についても市は関与しないとしているが、社会福祉協議会の予算だけで運営可能なのかも怪しい。

 福津市の納骨堂建替えの問題はまだまだ解決しそうもない。

 

2022年10月18日(火)

「北九州市長選」水面下の動きで保守分裂は回避される!?

 北九州市長選で市議会主要会派が出馬を要請してきた国交省官僚の津森洋介氏が17日に国交省を辞職、出馬への覚悟を固めたと思われる。来年2月に行われる北九州市長選では、久しぶりに熱い戦いが繰り広げられることになる。

2022年10月11日(火)

「福岡市長選挙」高島市長出馬表明にいたるまでの「紆余曲折」

 議会主要3会派が国交省官僚津森洋介氏に市長選への出馬を要請、ほぼ大勢が決まった北九州市長選挙と比較して福岡市長選挙はまだるっこしかった。だがようやく現職の高島宗一郎市長が出馬を表明。おさまるところにおさまったが、大分県知事の話もあったとか。それにしてもいろいろな憶測が流れたものだ。

2022年10月07日(金)

「北九州市長選」ついに北橋市長の後継が決まった!?その前兆現象とは

 福岡県の政令指定都市、福岡市と北九州市の市長選挙が目前に迫っている。双方とも本命候補者がいまだ顔を見せず、異様な雰囲気だ。北九州市では国交省の官僚の名前がとりざたされてすでに5か月余。一向に動きがなかったが、北橋市長が6日の定例記者会見で「大詰め」と語り、真打登場が近いことを窺わせた。

2022年10月04日(火)

原田元大臣が原因!?昵懇の仲と言われた「藤田市長と平井県議」が対立

 筑紫野市長選挙が任期満了に伴って来年1月15日告示、同22日投開票の予定で行われる。選挙には自民党筑紫野支部長の平井一三県議(68)が出馬の意欲を示している。筑紫野市長選には現職の藤田陽三氏がすでに立候補を表明しており、2011年以来17年ぶりの選挙戦が展開されることになる。いったい筑紫野市で何が起こっているのか。

2022年09月27日(火)

高島福岡市長に後継指名が噂されるワケ

 11月6日告示、20日投開票と目前に迫った福岡市長選挙。4期目を迎える高島宗一郎市長で決まりとの話があるが、当の高島市長が出馬の意向をまだ発表していない。しかもここにきて後継を指名して自らは引退するという話も広がりはじめたが……

2022年09月16日(金)

自民「北九州市長選」で雨降って地固まり津森氏有利?

 来年2月に予定されている北九州市長選をめぐり、北九州市議会各党、各派の調整は進んでいる。とりわけ大きかったのは、北九州自民党市議団と自民の会が合流したこと。これによって自民党が候補者選びのイニシアティヴを握ることが決定的となった。だがこの合流にはさらなる目的がある。

2022年08月30日(火)

統一教会!?福岡市「高島市長」4選確実に忍び寄る黒い影

 福岡県の2大政令指定都市の首長選挙が直前に迫っている。北九州市の市長選挙をめぐっては、様々な憶測が飛び話題も豊富だが、福岡市は高島宗一郎市長の4選確実で、波乱の要素はまったくない。だがその高島市長をめぐる噂が秘かに囁かれ始めた。

2022年08月26日(金)

「北九州市長選挙」北橋市長、国交省の津森氏に禅譲の内幕

 北橋健治市長が来年2月の市長選で議会主要会派が推す候補が出馬するならば、その候補を支援し、北橋氏自身は出馬しないという意向を表明した。北橋氏の意中の人物は国交省から内閣府に出向し現在、民間資金等活用事業推進室参事官を務める津森洋介氏。津森氏の出馬表明は近日中に予定されている。

2022年08月19日(金)

「北九州市長選」北橋市長は「出馬」か「後継指名」か

 来年2月に迫った北九州市長選。誰もが関心を持っているのが北橋健治市長の5選があるかないか、ということ。しかも5日の定例記者会見で任期満了をもって市長職を辞すると言わなかったことで、マスコミ各社は一斉に「5選に含み」との記事を流した。この北橋会見をいかに受け止めるべきなのか。

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