福岡公明党は今月のシルバーウィーク明けにも来夏の参院選候補者の正式発表を行うようだ。福岡選挙区は改選議席が1増えることで、自民党内に2人擁立論がくすぶっていた。そのため公明党も候補者を立てるべきか否かの態度を決めかねていたが、ここに来てついに決心したようだ。どうやらその背景には安倍首相と公明党の間で“密約”があったという。
福岡公明党は今月のシルバーウィーク明けにも来夏の参院選候補者の正式発表を行うようだ。福岡選挙区は改選議席が1増えることで、自民党内に2人擁立論がくすぶっていた。そのため公明党も候補者を立てるべきか否かの態度を決めかねていたが、ここに来てついに決心したようだ。どうやらその背景には安倍首相と公明党の間で“密約”があったという。
昨年9月11日、早朝、福岡県警は工藤会への大規模捜査を行い、その結果、工藤会のトップ3人を逮捕した。新聞やテレビで報道されている「工藤会頂上作戦」である。あれから1年。そのあとも工藤会の主要な幹部を次々に逮捕され、組織は壊滅的打撃を受けた。しかし、なぜ、こうも簡単に、まるで赤子の手をひねるかごとく工藤会は県警にしてやられたのか。1年経過して、その真相が見え始めた。
安保法案反対のデモ隊が国会議事堂前でシュプレヒコールする場面は、さながら60年代のデジャビュのようだが、それに加えて今度は羽田空港闘争が起きるかも知れない。もちろん、60年代の首相の外国訪問阻止といものではなく羽田空港整備へ反対運動だ。というのも、政府は高度が東京タワーより飛行ルートの導入をしようとしているのだ。
山口組の分裂が表沙汰になって約10日が過ぎたが、その後の動きが一向に見えてこない。山健組や宅見組など、絶縁、破門された団体が「神戸山口組」を結成するということまでは瞬く間に広がったが、それ以降の動きが見えてこないのだ。どうやら山口組本体も新団体に参加する組織も、内部が非常に混乱しているようである。そんな中、まさかと耳を疑う情報が飛び込んできた。
未だ、福岡自民党内で参院選2人擁立問題がくすぶる中、早々と公認候補に決定した大家敏志参議員の「政経フォーラム」が8月29日に久留米で開催された。このフォーラムには地元が選挙区の鳩山邦雄衆院議員、藤丸敏衆院議員の両議院が参加したのだが、彼らが声高に唱える「2人擁立論」はどこへやら。特に藤丸議員は麻生副総理にソッポを向かれて“冷や汗”ものだったという。
山口組が分裂する――25日夜、そんな情報が流れ始めた。それが一気に広がったのが26日の昼。四代目山健組井上邦雄組長らが山口組総本部に「脱退届」を出したことが伝わってからのことだ。彼らは月末にも侠友会本部のある淡路島で、新団体「神戸山口組」を立ち上げる予定だ。以前から六代目出身母体の弘道会系組織と山健組系組織の間に不穏な空気が流れていたが、ここに来て一気に分裂へと発展したのには高山若頭の裁判が関係しているようだ。
福岡市天神のアクロス福岡で8月18日から23日まで開催されていた「平和のための戦争展」が物議になっている。昨年までの3年間、名義後援をしてきた福岡市が突如、後援を拒否したのだ。「特定の主義主張に立脚しており、安倍首相の政策を批判する内容が含まれている」というのがその主な理由だが、どうも腑に落ちない。どうやらその裏には高島宗一郎市長の安倍首相へのゴマすりが透けて見えるのだ。
お盆は選挙候補者たちにとっては、支持者と触れ合う大事な機会。とりわけ初盆を迎えた家庭を訪れることは、支持者の掘り起こしや支持固めをする上で非常に大事なことだ。福岡県内では、参院選候補者で自民党の大家敏志議員や民主党の大久保勉議員が精力的に動いていた。ところが候補者を出すといわれている公明党に動きはない。そればかりか候補者を立てるかどうすら未定ととぼける幹部までいる。どうやらこの件、箝口令が敷かれているというのだ。
14日、安倍晋三首相の戦後70年談話が発表された。詳しい内容については割愛するが、焦点となっていた「お詫び」や「侵略」という文言が盛り込まれていたため、アジア諸国からは一部批判はあるものの大きな騒動にはなっていない。しかし、談話にそのような文言を盛り込んだのはアジア諸国や米国に配慮したからではない。安倍首相にはもっと別の意味があったのだ。
福岡を中心に取材を行っている新聞記者の方々にお集まりいただき、新聞には書いていないこと、または書けなかったことなどを語っていただいた。参加者はメディア政経9(以下、メ)と新聞記者A、B、C、Dの4人。