昨年2月のちょうど今頃、我々が麻生副総理夫妻の別居の記事を書き、その後週刊文春が後追い記事を掲載した。麻生副総理が息子のことに口を出したことが家庭内の混乱を招いたのだが、現在では別居危機も解消され、息子との関係も修復したという。その大きな要因のひとつがその息子の結婚。あれから約1年。一体何があったのだろうか。
昨年2月のちょうど今頃、我々が麻生副総理夫妻の別居の記事を書き、その後週刊文春が後追い記事を掲載した。麻生副総理が息子のことに口を出したことが家庭内の混乱を招いたのだが、現在では別居危機も解消され、息子との関係も修復したという。その大きな要因のひとつがその息子の結婚。あれから約1年。一体何があったのだろうか。
前回に続いて公明党である。衆参同日選挙の可能性を捨てきれない現在、自民党議員にとって公明党票は頼みの綱である。2月5日、福岡市内のホテルで公明党福岡県本部の新春政経セミナーが行われ、井上貴博、鬼木誠両氏ら代理出席も含めると福岡県選出の自民党議員の多くが出席。参院選公明党候補に歯の浮くような賛辞を送り、媚びを売っていた。しかし公明党は自民党議員がいくら頭を下げても満足しない。新たな選挙戦略が発動しようとしているのだ。
公明党が強気だ。ただの強気ではない。とことん強気なのだ。参院選での気合の入りようは凄まじい。今までさんざん自民党の要請に応えて、票をひねり出し勝利に導いいてきた立役者たる公明党は、参院選では「今度は自民党に協力してもらう」と要請。多少の衝突は厭わないとも言える姿勢なのだ。困り果てた自民党は、5選挙区の自民党幹部を本部に呼び出した。
安倍首相をはじめ、自民党の8派閥の領袖が否定しても依然として消えない衆参同日選挙。1月30日に民主党の定期大会が行われたが、そこでも衆参同時を想定して野党間の連携強化などを掲げている。そんな中、取りざたされているのがDAIGOの出馬情報だ。故・竹下登元首相の孫なのは有名な話で血筋も申し分ないわけだが、なぜDAIGOなのか。そして出馬の可能性はあるのか。
大臣のイスに座り続けると思っていた甘利明・経済再生大臣が突然辞任を発表した。週刊文春が金銭授受疑惑を実名で告発したが、週刊新潮では告発人物があまりにも怪しいとして「甘利大臣を落とし穴にはめた」とも書いている。一般読者には何が正しいのかさっぱり分からない。そこで今回の騒動を解説するとともに、辞任の裏側で何が起きていたのか明らかにしたい。
24日に投開票された沖縄県の宜野湾市長選挙で、現職で自民・公明推薦の佐喜真敦市長が27668票を獲得、翁長知事とオール沖縄に支持された志村恵一郎候補を5857票の大差をつけて破り、再選をはたした。当初の予想ではどちらが勝っても僅差、やや志村有利といわれていただけに選挙結果は衝撃的だった。連戦連敗だった沖縄の首長選になぜ自民党は勝利出来たのか。
20日、福岡地検が、登記簿に2万株増資の虚偽内容を記載したとして、福岡市中央区のゴルフ場運営会社「福岡センチュリーゴルフクラブ」の元社長Uの関係先に家宅捜索に入った。2万株といっても1株30円。たった60万円の増資だ。こんな“小さい”事件になぜ地検が首を突っ込んだのか。そこには、捜査に暗雲が立ち込める「餃子の王将」事件が見え隠れするのだ。
先日、前古賀市長の竹下司津男氏がおおさか維新の会から出馬を検討していることが分かった。これを後押ししているのは福岡4区選出の河野正美衆議員だ。この背景には衆参同時選挙という福岡で広がる「噂」が複雑に絡み合っているように思える。しかもその噂は一人歩きし、とんでもない話へと発展しているという。
14日、社民党福岡県連は常任幹事会を開催し、参院選候補者として元高校教諭の竹内信昭氏(63)を擁立することに決定した。これで、参院選での福岡選挙区の候補者は、大阪維新の会を除いてほぼ出揃った形となったのだが、社民が擁立を決めたことで、再び自民党に2人擁立論が囁かれ始めた。一旦は完全に消えてしまった2人擁立論がなぜ再び浮上しているのか。
9日朝、福岡市中央区春吉の山口組系一道会事務所に火炎瓶のようなものが複数投げ込まれるという事件が起きた。その4時間ほど前、朝倉市の繁華街で一道会傘下から神戸山口組に移った暴力団関係者が襲われる事件が発生しており、火炎瓶投げ込みはその報復と見られている。この事件から透けて見えてくることがある。九州はもはや六代目山口組VS神戸山口組の火薬庫と化している――