検察から無期懲役を求刑されていた工藤会組員の中田好信被告の判決が本日、12月15日、言い渡された。判決は検察の求刑通りにはならなかったが有期刑の上限である懲役30年。この判決にホッと胸をなでおろしているのが、他でもない福岡県警の捜査員なのだ。
検察から無期懲役を求刑されていた工藤会組員の中田好信被告の判決が本日、12月15日、言い渡された。判決は検察の求刑通りにはならなかったが有期刑の上限である懲役30年。この判決にホッと胸をなでおろしているのが、他でもない福岡県警の捜査員なのだ。
2016年の政治資金収支報告書が先日総務省から公表された。全国1位は中西健治参議員(神奈川県選出)の2億1895万円。九州の1位は穴見陽一衆議員(大分県選出)の1億8551万円だった。そして驚くことに、麻生太郎副総理を抜いて全国4位、九州で2位に躍り出たのは大家敏志参議員(福岡県選出)の1億6270万円だ。前年21位から大きく躍進したのはなぜか。
大家敏志参議員が10日開催する政経フォーラムin北九州が東京の一部マスコミで話題になっている。セミナーの講師が、吉田博美自民党参院幹事長だからだ。吉田幹事長は今や参院自民のドンと言われる人物。安倍一強に風穴をあけられる実力者だけに、自民党第二派閥・麻生派の番頭、大家議員のセミナーへの参加で何話すのか注目されている。
太宰府市議会選挙が3日行われた。芦刈茂市長と市議会の深まる対立の果てに市長が議会を解散したために行われた選挙なのだが、当選した18人の市議には市長派はゼロ。12日の定例会で市長の不信任案が再提案され、可決される見通し。市長の失職は決定的だ。そうなると、次の市長選だが、焦点は誰が立候補するのかだ。
久留米市長選挙(来年1月投開票)に出馬を表明していた中西博紀氏が立候補を辞退した。他の3人の候補から出遅れていたものの、医師会の一部やJAにも浸透し、久留米財界の本村商工会議所会頭反対派を取り込み、存在感を増しつつあった矢先の出馬辞退だけに波紋を呼んでいる。
行橋市がまた騒がしい。田中純市長が市の活性化を図る事業として、大々的に打ち出した図書館事業。しかし、これに市民は大反対。田中市長とゼネコンの関係などキナ臭い噂も流れていることから、図書館事業は来年2月25日の市長選挙を控える田中市長にとって、足を引っ張る厄介者になろうとしているのだ。
国会議員に当選しても一緒にやっていく相棒がいない――前回の衆院選前、亀井静香氏はこういう言葉を残して、13期38年の政治家人生に自ら幕を下ろした。その亀井氏が28日、東京のホテルニューオータニの鳳凰の間で引退パーティーを開く。パーティーの招待状には、「今回はこちらからのお願いです。無用な心遣いはしないで欲しい」との文言。金はいらないということなのだが、いかにも亀井氏らしい。戦後政治の終わりを告げるといっても過言ではない亀井氏の引退。その最後に何を語るのか。
連日、ワイドショーのトップを飾っているのが、横綱日馬富士の貴の岩への暴行問題。警察に被害届を提出した貴乃花親方が無言を貫いていることもあって、一体何が真実なのか混乱を極めている。この事態に深いため息を漏らしているのが九州最大の繁華街、中洲だ。力士の姿が見えないため、商売あがったりなのだ。
2014年秋の福岡県警による工藤会頂上作戦により、トップの3人をはじめ多くの組員が逮捕。壊滅的な打撃を受け、組織は大きく様変わりしてしまった。しかし、様変わりしたのは何も工藤会だけではない。もうひとつ福岡の大きな暴力団、道仁会や浪川会も大きく変わりつつある。
来年1月に投開票の久留米市長選挙に名乗り上げているのは、、元民主党参議員の大久保勉氏、前回も出馬した宮原信孝氏、国会議員の秘書経験がある経営コンサルタントの中西博紀氏、海外勤務経験がある田中稔氏の4人だが、リードしている大久保氏や宮原氏に猛烈な追い上げを見せている候補がいる。中西氏だ。