福岡を中心に取材を行っている新聞記者の方々にお集まりいただき、新聞には書いていないこと、または書けなかったことなどを語っていただいた。参加者はメディア政経9(以下、メ)と新聞記者A、B、C、Dの4人。
福岡を中心に取材を行っている新聞記者の方々にお集まりいただき、新聞には書いていないこと、または書けなかったことなどを語っていただいた。参加者はメディア政経9(以下、メ)と新聞記者A、B、C、Dの4人。
20日、北橋健治市長が、固定資産税の滞納で工藤会本部事務所の差し押さえを完了したことを明らかにした。とはいえ、北橋市長の市長選へ向けてのプロパガンダの匂いは残ったまま。問題は、売却費用が工藤会に渡ることと、土地が活用されるかどうかだ。
16日、小川洋知事がようやく3選出馬を表明した。舞台は菅義偉官房長官を招いて開催された西日本政経懇話会の当日。あたかも菅官房長官が自らの後ろ盾であることを宣言するごとく「不退転の決意」で臨むと語った。だが、すぐに「出馬表明ではなく出馬への思い」と言い直した。この違いは何か?そしてなぜ言い直したのか?
13日夕方、TNC(テレビ西日本)が「北九州市が工藤会本部の買い取りを検討」というニュースを流した。このニュースの真偽をめぐってマスコミは大混乱。福岡県警や工藤会をまきこむ大騒ぎになった。北九州市の意思表明は事実だが、このニュース、何か怪しい。ウラには北九州市長選と北橋市長4選が絡んでいるようだ。
最近の在福のマスコミの話題は知事選だ。自民党県連は候補者を公募で選出することが決まったが、隠し玉を用意しているという噂が耐えない。だが、その影すら見えないため、結局は小川洋知事3選出馬で決まりという空気が流れている。が、決め打ちしないほうが良さそうだ。
工藤会の執行部体制が変わったことが11月下旬に判明した。人事については、総裁の野村悟被告が拘置所から弁護士を通じて指示したと言われているが、なぜ今、人事を変えたのか。
12月3日、県知事選などへの対応をめぐり、かねてより注目を集めていた自民党執行部会が開催された。が、統一地方選、県知事選、参院選に向け、選挙対策委員長に大家敏志参議員を決めた以上の動きはなかった。だが、水面下では様々な駆け引きが行われている。
来年4月に実施される福岡市市議会議員選挙に向け、立候補者の顔ぶれが明らかになってきたが、注目は博多区選挙区。定員9人に対して11人が立候補を表明しているが、その中に、新開裕司元衆院議員がいるのだ。これを知った井上貴博衆院議員が神経を尖らせているという。
11月25日投開票の古賀市長選挙が行われた。4人の無所属新人、元県議の田辺一城氏(38)、元市議の奴間健司氏(66)元市議の姉川さつき氏(60)、元市文化協会長の結城俊子氏(60)で争われ、田辺氏が2位とはほぼダブルスコアの約10700票で勝利。この田辺氏の勝利が古賀市の政治事情に嵐を起こそうとしている。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす――平家物語の一説だ。12月3日、福岡県連の執行部会が開かれる。議題は県知事選への対応。ここで小川洋知事を推薦するかどうかの判断が迫られることになるが、小川知事を推す声は無さそうだ。そのことを嗅ぎつけたのか、知事選に色気を出している人々が動き始めた。