福岡県知事選挙で自民党本部、ならびに自民党福岡県連が推薦した武内和久候補が小川洋知事に大敗したことを受け、蔵内勇夫福岡県連会長、麻生太郎最高顧問、大家選対委員長それぞれ辞意を表明した。今後の焦点は、県連会長に誰が座るか。勝ち組を自認する武田良太衆議員が、さっそく県連会長への意欲を示したが・・・
福岡県知事選挙で自民党本部、ならびに自民党福岡県連が推薦した武内和久候補が小川洋知事に大敗したことを受け、蔵内勇夫福岡県連会長、麻生太郎最高顧問、大家選対委員長それぞれ辞意を表明した。今後の焦点は、県連会長に誰が座るか。勝ち組を自認する武田良太衆議員が、さっそく県連会長への意欲を示したが・・・
県知事選挙と同日に行われた県議会議員選挙。小川知事に惨敗した武内氏を応援していた自民党は苦戦すると思われたが、46人中40人が当選して増減なし。これに肩を落としたのが小川知事の“後見人”山崎拓センセイ。じつは県議選で大きな野望を持っていたというのだ。
県知事選挙での小川洋知事圧勝は予想されていた。だが、敵対する自民党推薦の武内和久氏の得票数の約4倍にあたる129万票も獲得するとは驚いた。県民はたしかに小川知事を支持した。しかし、だからといって県政運営がうまくいくとは限らない。小川知事が歩む3期目の道はイバラの道になりそうだ。
どこまで伸びるのだろうか――今、京築地区で持ち切りの噂は築上町発注のし尿処理場工事をめぐる官製談合・汚職事件だ。もう選挙などそっちのけ。3日に事件の中心にいる九電工の元本社営業部課長が逮捕され、事件はさらに広がりをみせようとしている。
平成に変わる年号「令和」が発表された。ただちに号外が配布され、便乗商品が発売されるなど日本列島は「令和」狂騒に包まれた。この年号、当初は意外だと思っていた人が多かったが、今は美しい、きれいだという意見が大勢を占めるようになった。安倍首相は、決定過程にかかわっていないと言うが、なぜか安倍色の次の時代への強い決意を感じてしまう。それはなぜか。
知事選、県議選の話題に埋もれているが、福岡市議選も今回は激戦必至。高島宗一郎市長が自派拡大を目指す中で、各候補とも厳しい戦いを展開している。さらに高島市長が県知事選で武内和久候補を応援すると表明したことから思わぬ問題も。とりわけ頭を悩ませているのが公明党だ。
福岡県内の県会議員選挙は半分近くが無投票で当選するが、福岡市内は接戦区が多い。中でも早良区選挙区は、有力4候補がしのぎを削っており、「誰が落ちてもおかしくない」との前評判。各陣営とも知事選そっちのけで有権者の奪い合いになっているという。
福岡県知事選挙公示の21日、高島宗一郎市長が自民党推薦武内和久候補の支援に動いた。武内氏の出陣式に出席後、川端商店街に現れた高島市長に、通りかかった市民が写真を撮ったり、市長に握手を求めるなど、高島人気は健在。この高島市長が応援に加わったことで、はたして武内候補への追い風は吹くのか。
保守分裂になっている福岡県知事選だが、その影響は県議選にも影を落としている。特に中央区。定数は3で、すでに3人の候補が出揃っていたが、自民党が小川知事を応援すると明言した岳康宏議員の公認を取り消し、新たな候補を選出。3つ議席を4人で争うこととなったが・・・
二階俊博幹事長の「安倍4選もありうる」との発言が波紋を呼んでいる。なぜ、任期は2021年まであるのにこの時期にそんな発言が飛び出したのか、マスコミは首をひねる。「国内外からの信頼を考えれば当然のこと」と幹事長はいうが、さてその真意はどこにあるのか。