Archive for 2016
「福岡6区補選総括」小川知事「入院」で政治生命が絶たれてしまった(前編)
福岡6区補選は事前の予想通り、故鳩山邦夫議員の次男で、前大川市長の鳩山二郎氏の圧勝で幕を閉じた。共に自民党公認を争った蔵内謙候補の得票数はわずか2万2000。県連推薦にもかかわらず、2位の民主党候補ともダブルスコアで大敗するという、ある意味、前代未聞の結果となった。それゆえ、麻生太郎副総理の影響力低下や蔵内勇夫県連会長の権威失墜等が取り沙汰されているが、もっともヘタをうったのが小川知事だという。
横浜市大口病院「点滴連続中毒死事件」捜査難航で「迷宮」入りか
20日夜、北九州市八幡西区の産業医科大病院で、点滴用輸液の袋3個に針で刺したような小さな穴が開いているのを同病院の職員が発見した。その他、薬品保管庫などの鍵の束や薬品保管庫にあった鎮痛剤入りのガラス製容器2本も盗まれていたという。現在、折尾署が捜査中だが、この事件で思い出すのが、点滴に界面活性剤が混入され2人の患者が中毒死した大口病院の事件。だが、事件は早くも迷宮入りかと囁かれているという。
工藤会「捜査」「裁判」が動かないこれだけの理由
来年初頭にも開かれるのではないか、とみられていた工藤会野村悟総裁の所得税法違反に関する公判が、どうも伸びそうだ。当初は、所得税法違反の公判を皮切りに、工藤会幹部に対する裁判が始まるとの話もあったが、これも当然、伸びることになる。「公判の開始まで3年ぐらいかかるという話もあります」とは事情通の話。いったい何が起こっているのか。
小池新党に群がる「元地方自治首長」有名人
地方自治首長あがりの有名人を数えてみると結構いる。タレント弁護士から市長になった橋下徹氏。お笑いの世界から県知事になった東国原英夫氏。作家からは田中康夫元知事。猪瀬直樹元都知事も作家出身。その他にも国会議員から地方自治の首長になって、ワイドショーなどでコメントして顔を売っている方まで様々。そんな彼らが自分の“出番”がないか小池新党の様子を伺っている。
「福岡6区補選」なぜ「蔵内県連会長」はこの時期に辞意を表明したのか
いよいよスタートした福岡6区補選。全国ニュースにもなっていたが、注目は自民党福岡県連推薦で蔵内勇夫県連会長の長男、蔵内謙氏と、故鳩山邦夫衆議員の次男で大川市長を務めていた鳩山二郎氏との“保守分裂”の戦いだ。だが、告示前日、候補者の父、県連の先頭に立つべき蔵内県連会長が辞意を表明した。実は、以前から蔵内氏は選挙後、県連会長を辞するという噂が流れていたのだが、そのワケとは・・・
「福岡6区補」二階幹事長の決断で結束を深めた「麻生&県連」が目論む「武田おろし」
鳩山候補VS蔵内候補の対決は二階幹事長VS麻生副総理でもある。そして10日、小池百合子東京都知事が鳩山候補の応援のため来福。蔵内候補サイドにはこれに対抗して岸田外相が来福予定だが、人気の差は歴然。もはや風前の灯ともいえる蔵内候補。にもかかわらず麻生副総理がこれほどまでに蔵内候補を推し、二階幹事長とも対決の姿勢を辞さないのか。そこには麻生副総理の「福岡11区包囲網」の伏線があるのだ。
「衆院選」来年1月解散を予感させるこれだけの「条件」
来年1月、安倍首相が通常国会の冒頭で解散をするのではないかという憶測が広がっている。それもそのはずで、日露外交、党大会など、これでもかというほど条件が揃う。これだけ解散風が強く吹く条件とは何かを解説するとともに、実際に解散があり得るかどうか検証する。
「福岡6区補選」福岡県連に「公認見送り」報告で来福する「林幹事長代理」の「火に油」
福岡6区補選で、自民党本部は蔵内謙候補、鳩山二郎候補の両者のいずれも公認せずに、選挙で勝った方を公認するという決定を下した。蔵内候補を推薦した福岡県連は「我々の意見を無視するのか」と怒り心頭。自民党本部はこの決定過程を県連に伝えるため来福しなければならない。しかし、怒りに満ちた県連に誰も行きたがらない。そのハズレくじを引いたのがするのが、林幹夫幹事長代理なのだが・・・
豊前小5女児殺害事件 「監視」対象犯人の再犯を許した県警と「性犯罪」に触れなかった福岡マスコミ
来月3日に判決が言い渡される「豊前小5女児殺害事件」。実はこの事件の犯人、内間利幸被告は過去にも成人女性、小学女児3人に対して強姦、強姦未遂の事件を起こし服役しており、出所後は、ある意味、県警の「監視対象者」であった。だが、県警は再犯を防げなかった。ならば、なぜ防げなかったのかマスコミは検証すべきだが、どの社も触れていない。それどころか性犯罪を犯したことさえ、1社のテレビ局を除いて他の社は触れなかった。なぜか。そこには県警の「強姦の事実を書くな」という圧力とそれに屈したマスコミがあったのだ。
「福岡6区補選」現職大臣に応援を要請した「鳩山陣営」の真意
6区補選もいよいよ佳境。前回書いたとおり、18日、麻生太郎副総理・古賀誠元幹事長の邂逅によって打倒鳩山の反撃は始まった。その馬力たるや凄まじい。当初は鳩山支持を匂わせていた地元医師会、薬剤師会に麻生副総理が直々に挨拶。さすがに麻生御大に挨拶されては蔵内支持を打ち出さざるを得なくなった。もちろん手をこまねいている鳩山陣営ではない。現職大臣に応援を要請したのだが、それが波紋を呼んでいる。
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